左右ルート分岐 どちらのほうがいいのかな?
東名・大井松田IC~足柄SAの間、東名下りは左右ルート分岐があります。
日本にある高速道路の中で、左右ルート分岐の長さは名神天王山トンネル付近と同じくらい長そうな重要な場所ですが、さて、左ルートと右ルート、どちらを使ったほうが快適に運転できるでしょうか。
このような記事は他のブログにもありますが、このブログ独自の結論を導き出そうと思います。
・なぜ左右ルートに分岐するのか?
元々、右ルートは東名上り線でした。
今でも非常事態時は右ルートが東名上り線として使われることがあります。
(2014年2月の大雪のときは除雪効率を上げ最速で復旧するために上り線として解放された)
・そういう経緯があるため、実は右ルートは左ルートと比べて運転しづらい
右ルートは足柄→大井松田と進む車のために作られた道路です。
そのため、逆方向に走るとちょっと運転しづらいです。
(特に山道で顕著ですが、勾配やカーブは進行方向を順走すると快適に走れるが、逆走するとちょっと走りづらく感じる部分が高速道路には結構あります。大井松田だけでなく、片側だけを先に作って対面通行として開通させている片側1車線の高速道路を走行すればなんとなくわかると思います)
・だから、車がほとんどいなければ左ルートが走りやすい
ただし、車がほとんどいない東名は2015年現在はあり得ないです。
大井松田~御殿場間でも1日7万台くらいの交通量がある区間です。
普通の片側2車線高速道路では1日2~3万台くらいであることを考えると、ものすごく多いです。
(ただし、東名・新東名合わせての交通量が最も少ない区間でもある)
車が多いと自分のペースで走れなくなります、そこが辛いところです。
といっても80km/h走行してればまず他車を抜かすことがありません。(抜かされまくる)
だから80km/h走行を順守する車は左ルートが良いに決まっていると言えます。
この区間の制限速度は確か80だったはずです。
なら80以上出す車は法律無視ということになりますから、全ての車は左ルートが良いんですね。
はいこの記事はここで終わりです。
終わらせたら納得いかない人が多いと思います。
私の記憶違いで80制限じゃなかった場合のことを考えてみます。
標識を調べてみたんですが、LEDは点滅を超高速で繰り返している影響で
ビデオにちゃんと映っていなくてよくわからなかった
・右ルートを通行する車は1秒でも早く、1km/hでも速度を出したい連中の集まりである
大井松田に限った話ではありません。右ルートを走行する車というのはそういう性格の持ち主です。俺は嫌な思いをしていないからという自己中心的な考えで飛ばしまくります。
左よりもハイペースで走ることはできますが、余裕のない運転をする人が多いのも事実です。
・左ルートを通行する車は大型車が多い
大型車は左ルートに指定されています。ただし右ルートにもトラックは行きます。
大型車には90リミッターというのが仕掛けられています。
(違法ですが外している大型車もかなりいます)
愛知県豊田市付近が目的地の車は到着時間が厳守されていてそれよりも早くてもいけないし遅くてもいけないです。だから80くらいで走行しているトラックも結構います。
よって、大型車が多い時期(平日や夜間)は左ルートは80~90で走行車線が流れます。
追越車線は85から90以上で流れます。ということはあまり速度は出せません。
平日や夜間であれば、右ルートに行った方が速度は出せるわけです。
・右ルートが異常に混雑する時期もある
GW・お盆・シルバーウィーク・年末年始や3連休時期ですね。
この時期は大型車よりも普通の車のほうが多いです。
この手の時期は右車線に滞留する車がかなり多くなります。
左右ルートだと右ルートに行く車が多くなります。
つまり、混雑時期は左ルートに行った方が賢いということになります。
速く走れなくても、交通量自体が右ルート>>左ルートになりそうだからです。
まとめると、
80km/hくらいで巡航する車は 左ルート
平日や夜間は 右ルート
休日は 左ルート
が良いと言えます。
(ただし、100%正しいわけではないのでご了承ください)
興味深い記事でした。私は、東名を厚木から清水までしょっちゅう利用する者ですが、この問題をずっと考えておりました。正確には「どうすれば神奈川県から静岡県へ、早く、快適に(疲労せずに)、安く移動できるか」が今でもテーマであります。246号線、1号線(箱根新道)、小田原厚木道路、東名、の場合はどこから乗ってどこで降りるか、等々を運転しながらいつも考えています。東名下りの左右ルートは疲労度を考えると左ルートですが、左右分岐地点の構造上、台数が非常に多く、また事故も多いです。右ルートで事故に遭遇することは、ほぼありません。問題は前述した分岐地点の構造にあるかと思います。第一第二レーンは、そのまま左ルートへ、第三レーンはそのまま右ルートへ、という構造になっています。第三レーンは急いでいる車が多く、第一第二レーンからの合流は非常に危険で、また分岐地点の一車線部分は車間が詰まっており、何度も合流に失敗したことがあります。一車線に絞られることで、また合流の難しさから右ルートは圧倒的に交通量は少ないです。なので合流が苦痛でない、危険でなければ、若干疲れはするものの(壁・路肩無し・圧迫感等)右ルートの方が快適かと思われます。またパトカーによるスピード違反の追尾も左ルートでしか見たことがありません。これは停車スペースの都合かと思われます。私は高速道路は固定クルコンで80-90kmで走行しますが、結論としては右ルートの走行車線(第一レーン)を走るのが最良と考えます。同じように考えている方がいて共感でき嬉しいです。興味深い記事をありがとうございました。
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