現状では奈良から西へ向かう場合、第二阪奈~阪神高速東大阪線を使い
近畿道まで出てから吹田を経由して中国道・山陽道を西へ進む
という人が多いでしょう。
新名神の開通で、新たなルートができます。
京奈道路、新名神、第二京阪、京滋バイパス、名神、新名神と経由して
神戸JCTまで出る方法です。
2017年には、赤い新たなルートができる見込み
ただしJCTをいくつも通らないといけない
未来の話ですが、2023年度には新名神が全線開通しますからルートはこう変化します。
2023年度、つまり2024年にはこうなる かなりスムース
実際にこの新しいルートは従来ルートと比べて距離が短く快適になるのでしょうか?
調べてみました。
距離
2017~2024年
40.5 神戸~高槻
2.5 高槻連絡路
7.7 高槻~大山崎
7.4 大山崎~巨椋池
7.0 第二京阪
3.5 新名神
17.0 京奈道路
85.6 合計
2024年以降
40.5 神戸~高槻
10.7 高槻~八幡
3.5 八幡~城陽
17.0 京奈道路
71.7 合計
31.6 神戸~吹田まで
16.9 ~東大阪まで
17.0 ~阪奈道路終点まで
65.5 合計
ということで、距離的には2024年以降にならないと同等程度にはならないです。
2017年での新ルート開通時には、京田辺や木津に住んでいる方やそこへ向かう方は便利になるでしょうね。ただ西から奈良市街へ向かう分には便利かと言われたら…
ただ、東や北から奈良市街へ向かうにはかなり便利な道路になりそうです。
2024年には、城陽までは快適な新名神を通れますから、移行する人も多いでしょう。
京奈道路・木津より南へ延伸される予定はあるのですか?
ありますが、かなり難しいと言われています。
大和北道路という名の計画なのですが、遺跡だらけの場所を通るため、どんな方法を使っても問題が発生してしまう可能性があるためです。
何せ、木津ICを降りたらすぐそこはもう平城京の跡地ですからね。
こんなところで地下を掘ったらどんなものが出てくるかわかりませんし、地上は奈良市街間近なので用地買収の問題があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿