2015年11月3日火曜日

車を所有しない人から見て、ガソリン車やEV、ディーゼル等、どの機関の車が普及するのが最も良くて、最も良くないのか

ガソリン車、ディーゼル車、電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池電気自動車、
など、いろいろな内燃機関から電気で動く車があります。

歩行者の視点で考えた場合、この車が通過したら人体に影響はない、
逆にこの車からは歩行者にとって身体に悪影響なものを放出している部類のものがあります。

一体どのような車が多いと人体に悪影響なのか、そして影響がない車はどれなのか
住む町の空気や健康面を第一に考えてみます。


人に影響のない車
・電気自動車 燃料電池電気自動車

影響のある車
・ガソリン車 天然ガス車 ディーゼル車
(およびハイブリッド車やプラグインハイブリッド車)


いわゆるEVからは排気ガスが何も出てこないので、人体には影響が出ません。
EV化を推し進めれば進めるほど、交通量の多い場所でも沿道の環境が良くなります。

(もっとも、電気を生み出すのに結局どこかで何かを燃やしてるわけですが…今回はその辺の事情を一切無視します。なぜなら街を歩く歩行者視点だからです)

燃料電池電気自動車からは水が出ます。
水が出るということは夏場は高温多湿になりやすいということになります。
冬場は排出された水が凍って滑りやすくなるかも知れません。
今はほとんど普及していませんが、普及が進めば問題になるかもしれませんね。




排気ガスが出るのは内燃機関です。
そのうち、人にとって悪影響が最も大きいのはディーゼルエンジンを使った車です。
ディーゼルは安価に排ガスを抑えるのが難しいため、規制を徐々にきつくしてきました。
そのため、年式の古い車だとかなり汚いガスをまき散らしています。
ガスの主成分はNOxやSOxであり、人にダイレクトに悪影響を与えます。
PM2.5の排出量も多いです。逆にCO2排出量はガソリンエンジンよりも少ないですが、
正直これは多くても少なくても人体には直接の影響は与えません。

また、最新のディーゼルエンジンでもテスト時以外は規制の何十倍もの排気ガスをまき散らすソフトを意図的に搭載しているメーカーもあります。
最新のディーゼルエンジンであっても、意図せずに規制基準を超えた汚いガスをまき散らしていることが最近の報道から明らかになっています。マツダであっても例外ではありません。
ディーゼル車には可能な限り近づきたくありませんし、あまり人に勧められる車でもないでしょう。


ガソリン車の場合は、NOxやSOxが少な目である一方、CO2の排出量が多いです。
また、欧州メーカーを中心に採用されている直噴ガソリンエンジン車は多量のPM2.5が排出されます。
スペックは良いですがその分独ガスを多くまき散らしているわけです。


というところまで考えてみると、ディーゼルよりはガソリン車がマシということまでは言えます。
(ただし直噴ガソリンエンジン車はNG)
ハイブリッドであったりプラグインハイブリッドであればなお良いですね。
また、ガソリン車であっても、燃費の良い従来型エンジン搭載車、
つまり小排気量の車がよくて、できればアイドリングストップ機構のついた車が良いです。


※天然ガス車であればSOxやPMを出さず、NOxもほぼ0、CO2もあまり多くは出しません。
タクシーなど業務用車両に限られますがこれらの車はあまり人に影響を与えないということになりますね。
ただし、家庭用乗用車に天然ガス車を選ぶのは難しいですし、スタンドの数も多くありません。



一番良い車
「電気自動車」「燃料電池電気自動車」


一番ダメな車
「ディーゼル車」「直噴ガソリン車」


そして中間は
プラグインハイブリッド車>ハイブリッド車>小排気量のガソリン車>大排気量のガソリン車
という順番になります。



通常とは違った視点で見てみました。
車を所有しない人はぜひ、EVの普及を進めると良いと思います。
あなたの身体が健康的になります。
逆に直噴をありがたがったりディーゼルをもてはやすのは
あなたの身体にとっては良くありません。



ここまで見てみると、某ドイツ企業がなんでいきなりEVにかじを取ったかがわかります。
排ガスで突っ込まれるのが間違いないのでそちら方面に逃げたんですね。

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