2015年11月18日水曜日

自動車取得税を廃止後に新設される税金  制度解説

車の新税、燃費ごとに6段階 総務省が原案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00000552-san-bus_all

というニュースを見てピンと来ない方もいると思います。
今回、この原案について少し解説します。




自動車取得税を廃止する代わりに自動車取得税みたいなものを新しく作って税金を徴収するというものです。

自動車取得税は消費税10%になるときに廃止するという約束を自動車業界に対して行っているため、廃止する代わりに税収を補てんするための自動車取得税みたいな税(自動車取得税ではない)を新設します。

自動車取得税に酷似していますが、自動車取得税ではありません。



人を馬鹿にしているんじゃないかと憤る人もいるかもしれませんが、自動車取得税ではありません。自動車取得税とは全く別物です。



制度そのものは、今のエコカー減税と一緒です。
エコカーは取得税が免除される、エコカーでなければ取得税が免除されない。

これが2017年度以降はエコカーであれば取得税みたいな税が免除される、エコカーでなければ免除されない、となるだけです。


ざっくり言うと、税金は上がります。下がる車はありません。(EVでも下がりません)

車を買う予定の方は、今後税金が上がることを頭に入れておくのが良いと思います。

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