2018年12月10日月曜日

2019年以降、新たに4車線化されることが決まる高速道路を予想する

2018年以降、新たに4車線化されることが決まる高速道路を予想する
https://rcp193.blogspot.com/2017/12/20184.html
という記事を書いて、佐世保道路については当ててしまいました。(しかし、佐世保道路は有料化されてしまうようで残念です)

そして2018年11月末、別の観点より一部の暫定2車線区間が4車線化されることになりました。まだどこがどうなるかは未定ですが、このブログでも予想してみたいと思います。

ちなみに、今回は「防災対策」目的の4車線化なので、前回のものとは事情が違います。





契機となったのは、高知道の大規模被災です。復旧までに1年間もの工事が必要となりました。この区間も昔は片側1車線対面通行だったんですが、2008年に4車線化されました。


(いやーなつかしいです!対面通行時代の写真です)


資料を読めばわかりますが、(pdfです)
http://www.mlit.go.jp/common/001263550.pdf

暫定2車線区間の機能強化による防災・減災対策
生産性向上のための新名神高速道路の6車線化を行う

と描かれています。そのうち新名神は亀山西JCT~大津JCTが6車線化になると思われますが、暫定2車線区間の4車線化は具体的な区間が書かれていません。
今回は具体的に予想してみますが、「山岳区間である」「都市間を結ぶ重要な道路」「2018年の各種災害で被害が出た区間」の中から選ばれそうな予感がしています。
今回は具体的なデータがあんまり意味をなさないように感じますので、山岳区間を挙げてみたいと思います。なお、今回4車線化されるのは有料の区間です。

(追記)
全体で100キロが対象になるという情報がありました。
つまり、全線4車線化というのはあり得ないわけで…とりあえずまずは大まかに場所を選定してみて、その中から4車線化されそうなところを挙げてみます。







道東道 追分町~十勝清水
並行する国道274号は日勝峠大規模崩落(1年間通行止め)がありました。
交通量は多くないものの、道内の大動脈となっています。また詰まりやすいです。
(実走行済)

道央道 登別室蘭~登別
この区間はトンネルが多いので、4車線化してもいいと思ってるんですけどね…可能性は低いと思います。

秋田道 北上JCT~横手
秋田県と他県を結ぶ秋田道ですが、秋田市から他県に行く場合、必ず対面通行区間を通らないといけません。北上JCT~横手ICが4車線化されれば、解消されます。

磐越道 会津若松~安田
磐越道の会津若松~新潟の区間は長距離で対面通行です。西日本~東北を結ぶ大動脈となっていて、トラックの交通量が多いです。山岳部は豪雪地帯ですので、4車線化が無難だと思います。

館山道 富津竹岡~富浦
館山道は山岳区間であり交通量も多いので、全線4車線化が無難だと思います。沿線は関東地震での巨大津波の可能性もあります。

東海北陸道 飛騨清見~小矢部砺波JCT
のうちの一部が4車線化されるのではないと考えています。一気には難しいです。特に飛騨トンネルという超難関トンネルがあります。

紀勢道 勢和多気JCT~紀伊長島
阪和道 印南~南紀田辺
紀伊半島を一周する高速です。沿線は南海トラフ巨大地震時に甚大な被害が予想されますが、海岸沿いでもリアス式海岸のため山岳区間が多くなっています。
海岸沿いではない勢和多気JCT~紀伊長島や、南紀地方の中心部である田辺市を結ぶ印南~田辺は4車線化されてもおかしくありません。渋滞も頻発しています。

舞鶴若狭道 敦賀JCT~舞鶴西
日本海側の大動脈としては影が薄い舞鶴若狭道ですが、大阪府北部の2018年6月地震のときは東と西を結ぶ唯一の道としてちょっと活躍しました。何かあるときはこの道が大動脈になるわけで、交通量にかかわらず4車線化する価値はあると思います。

米子道 蒜山~溝口
蒜山から江府までの坂道は今でも片側1車線の対面通行です。また、江府~溝口もトンネルが多い区間です。江府ICの東側数キロだけ2020年度に4車線化されますが、蒜山~溝口は全線4車線化してほしいかなと思います。






西瀬戸道(しまなみ海道) 新尾道大橋~因島南
実は広島県側の西瀬戸道は交通量がかなり多く、渋滞が頻発しています。また、2018年4月には災害?じゃないですが逃走犯が向島オープンワールドに逃げ込んだせいで島の交通が機能不全となりました。西日本豪雨でも断水が続きました。難しいとは思いますが、この区間はせめて4車線化してほしいです。

徳島道 土成~脇町、井川池田~川之江東JCT
徳島道のうちトンネルの多い区間がこの2つです。全線4車線化がいいですが、難しいのであればこの2区間だけでも4車線化されてほしいです(願望)。

高知道 高知~須崎東
高知道は太平洋沿いもトンネルが多く速度低下が多発しています。4車線化される可能性は高いと考えています。

松山道 松山~大洲、西予宇和~大洲北只
西日本豪雨で特に甚大な被害が出たのが松山以南の松山道です。大洲市の洪水、西予市野村町の大規模水没が有名ですが、それ以外の区間でも土砂崩れがたくさん起こっています。ここは一番優先度が高いのではないかと考えられます。渋滞も頻発しており、毎回通るのが嫌になるほどです。

東九州道 大分宮河内~佐伯
山岳区間であり、交通量も多く数珠つなぎになっていることが多々あります。津久見市では大規模な水害が2017年に発生しました。

(ここからは追記)
さらにこういう資料もあるようです。先程までの私の解説から漏れている区間もあります。具体的には日東道、山陰道、宇佐別府道路、東九州道(鹿児島県)です。
http://www.mlit.go.jp/common/001247367.pdf



これらの情報を元に、100キロを厳選してみます!
(距離は推定)
道東道 トマム~十勝清水のうちの5キロ
道央道 登別室蘭~室蘭のうちの8キロ
秋田道 北上西~湯田のうちの16キロ
磐越道 西会津~津川のうちの12キロ
館山道 富津竹岡~富津金谷 4キロ
東海北陸道 城端SA~五箇山のうちの10キロ
舞鶴若狭道 舞鶴東~舞鶴西のうちの11キロ
阪和道 印南~みなべのうちの10キロ
松山道 伊予~内子五十崎のうちの12キロ
高知道 高知~伊野のうちの6キロ
東九州道 椎田南~豊前のうちの6キロ

以上です!当たるでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿