2020年8月9日日曜日

Youtubeメンバーシップ制度、私のような弱小チャンネルがどう活用するか

 チャンネル登録者が3万人を突破すると使える、チャンネル独自の有料サブスクリプションができるYoutubeメンバーシップ制度があります。
3万人も登録者がいれば何もしなくてもある程度加入する人がいると思いますが、最近はチャンネル登録者1万人くらいのチャンネルにも開放されているようです。
私のチャンネルも例外ではなく、何の前触れもなく急に使えるようになりました。チャンネル登録者は11200人くらいなので(2020年8月現在)、びっくりです。
ただ私のYoutubeチャンネルは弱小もいいところで、登録者1万人も11年かけてようやく到達したくらいです。そんなチャンネルがどう活用していくかを今回は考えていきます。

ちなみに私のチャンネルはこちらです。
https://www.youtube.com/c/rcp193/



手っ取り早い集金制度にはしたくないが、活用はしたい


Youtubeには投げ銭(スーパーチャット)というのがあります。
ちなみにうちのチャンネルはスパチャをもらう機会がないです。
(→2020年から、一部のチャンネルに通常公開動画においても「拍手を送る」システムで投げ銭が可能になっているようです。私のチャンネルは対象外ですが、おそらくそのうち対象になるでしょう)

生放送はほとんどないし、プレミア公開すら今は取りやめていて、スパチャを誰かからもらうコンテンツそのものを提供していないため、物理的にもらえないからです。
しかし、スパチャ(いわゆる投げ銭)という仕組みは少し問題あるなぁと感じています。特定の誰かから高額のお金をもらうことで、本人が、そして支援者もそのつもりがなくても、支援者の考えに支配されてしまう可能性があるからです。

チャンネルメンバーシップ制度にも同様のことが言えます。月ウン千円払った人しか見られない動画というのは、そのようなものと同質です。知らぬ間に課金ユーザーに支配されてしまう可能性があります。また、中でどんな動画を公開しているかもわからないですから、逆にメンバーシップを提供している側がいかがわしい商法を提供している可能性もあります。
いきなり高額課金を要求するという仕組みは情報商材とよく似ていますよね。

メンバーシップ制度というのを知って少し考えてみたとき、難しい舵取りを強いられるだろうと考え、活用する場合どうすればいいかは、使えるようになる前から長く考えてきていました。

理想とするのは、飲み物代を支払う程度の有料サブスクで、多くの見返りがあるというものです。
考えてみてください。AmazonPrimeは年額5000円です。他のサブスク映像サービスも音楽サービスも1000円くらいです。YoutubePremiumも月1200円くらいです。それよりも高い金を払わせるなんてどうかしています。(個人の意見です)
芸能人のファンクラブだって、年額4000~6000円くらいが相場です。それよりも上ってあんまりありません。
たかだか1つのチャンネルを見るためだけに他人に支払わせる金額なんて、月100円くらいが妥当というかそれ未満でも十分すぎるほどです。

お金以外にもうひとつ重要なことは、加入期間によって差をつけないことです。Youtubeは思いっきり差別化させようとしていますが、私はしたくないです。こういうのは放置しておくと古参が新参の邪魔をすると決まっています。

ということで、私のチャンネルは月90円、長期加入特典なしという仕組みにしました。


しかし、90円でも中身がないものには払いたくありません
どうやって中身を増やしていくかについても考えてきていて、今回私のチャンネルでは、長年撮りためてきて、公開するほどでもない、公開したら検索の邪魔になるだろうなぁというものをメンバーシップ専用とすることにしました。
この方式の有効な点は、先程も書きましたが「公開したら検索の邪魔になる」ものを容易に公開できる点です。見てもらいたいものは無料で、別に見なくてもいいのは有料で、とすることができます。普通は逆なのですが、私のチャンネルに月額課金するほどファンの人なら、見なくてもいいのも見たいかもしれません。
さっそく1つ、高知県仁淀川町の山奥の動画をアップしておりますが、こちらは2014年に、メインの場所に行くために撮影した道中の動画です。
道中ということもあり公開することもなく放置されていた動画です。こういうものを在庫がある限り定期的にアップしていこうかなと思います。

と、中身をよくしていく方法を考えてはみても中身はよくなりませんでした。中身を増やすことはできますが、質が伴うかはわかりません。でも私のチャンネルに月額課金するほどのファンの人なら、質がよいのかもしれません。

→追記です。どうやら検索には引っかかるみたいです。これは困った。しかし、ワードを並べないことで引っかからないようにすることはできます。


こうやってみていくと、メンバーシップにあんまり価値がないのではと考えることもできるのですが、実際価値はそんなにないと思います。
基本的に収益は無料の動画が軸であるべきで、メンバーシップに偏りだすと危険だと感じます。
無料で人が見て、高評価低評価をつけて、コメント欄を開放して、というのが基本スタイルです。
だからこそ、チャンネル登録者3万人を越えないと開放されないのだろうと思いますが、しかしなぜ私のチャンネルで開放されたのだろう??

弱小の私のチャンネルにとっては、メンバーシップ制度は90円投げ銭のようなものにするのが限度だと考えます。
そして1人月1回限り、ということで健全な投げ銭、に近づけたと思います。
ただし、投げ銭はどんなに健全に近づけたとしても本質的には健全ではないです。
チャンネルによっては使わなくていいと思いますし、健全に使おうとすると、私のような使い方が限界だと思います。

最後に、私のチャンネルのメンバーシップになりたい方はもしよかったら試してみてください。
はじめたばかりなので、動画は1本しかない(2020/08/09現在)ですし、めだった特典もありません。ただし、2年縛りはありませんしいつでも解約できます。
https://www.youtube.com/c/rcp193/membership


(2021年5月追記)
メンバーシップ制度なのですが、こんな弱小チャンネルでメンバーシップ専用動画を不定期アップにも関わらず、複数の人に加入いただいています。
すごく嬉しい気持ちですが、基本的に投げ銭の延長気分で運用しているため、私が積極的にならず専用動画のアップが月1くらいになってしまっています。これは悪い傾向です。
(もっとも、専用動画のトータル視聴回数は「3」で、そのうち1回か2回は自分で再生したからカウントされているということを考えると、事実上誰も興味がないということになります。誰も見ないことがわかりきっている動画を作り続けるのは虚しいです)
ということを考えると、金銭でやる気をアップさせるという効果は案外馬鹿にできないですね。また、ダイレクトに金銭が届くという効果も良い方向に向かうのかもしれません。
しかしながら、月に払ってもらう金額は少額であるべきです。
現状の90円設定=私に入ってくるのは60円だと、少額でも金を払ってもらっているとわかってはいるものの、やる気を出させるのは相当難しいのかなと思っていて、その点を考えた結果、月額490円の枠を試験的に作ってみます。
おそらくこの金額が、投げ銭の体で出費してもらう分には最高額で、これ以上は私的には無理だと思います。(とかいいつつこれ以上を作ってしまう可能性も0ではありませんが)
これでメンバーシップ専用動画の制作スピードを上げられればいいかなと思っていますが、一体どうなるでしょうか?

改めて向き合ってみると、投げ銭というスタイルもそうデメリットばかりではないと感じています。ただ、1人に多額を出させてしまうリスクもありますね。
純粋に投げ銭したいって人がいるというのも実感としてありますから、なんとか皆が良いと思えるような仕組みを作れればと思います。

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