2014年7月31日木曜日

愛知県(豊田JCT)・大阪府(吹田)~北近畿(舞鶴・綾部・福知山・宮津など)へ 舞鶴若狭道経由、京都縦貫道経由 どちらのほうがよいのか

2014年7月20日、舞鶴若狭道が全通しました。
また2014年度(おそらく2015年3月ごろ)には京都縦貫道が全線開通します。

北近畿への高速道路網が一気に拡充されますが、疑問も浮かび上がります。
愛知県の豊田JCTから、北近畿地方へは
舞鶴若狭道と京都縦貫道、どちらを使ったほうがよいのか?
ということです。

現在は、京都縦貫道が丹波までしか開通していないため
(丹波まで開通でもかなり便利なんですが)
舞鶴若狭道一択ですが、京都縦貫道が開通すると状況が変わりそうです。
そこで、豊田JCT~綾部JCTの距離を調べてみました。

なお、今回は京都縦貫道の料金を度外視し、距離だけ調べています。
京都縦貫道は独立料金なので、どちらを経由するかで料金も違ってきます。
ご了承ください。


調べた結果はこんな感じです。




















綾部JCT起点で考えると、豊田JCTまで
240.1km 北ルート 舞鶴若狭道・北陸道・名神経由
227.4km 南ルート 京都縦貫道・京滋バイパス・新名神・東名阪・伊勢湾岸経由

です。
綾部JCTから100キロ地点 北ルートは刀根PA付近、南ルートは瀬田東~草津の間です。
200キロ地点 北ルートは小牧IC付近、南ルートは名港潮見IC付近です。

名古屋近郊に住んでいる方は
北ルート南ルート自宅から近いほうを使えばいいということもわかります。
名古屋市街発着であれば、南ルートを使えばいいですが、
伊勢湾岸に入らず東名阪道をそのまま名古屋二環まで使うルートで良いと思います。

個人的な感想ですが、意外と距離の差はなかったです。たったの13kmです。
もっと遠そうに見えるんですけどね。
綾部JCTよりも東側(舞鶴西・東・大飯高浜など)から豊田JCTへは、
舞鶴西ICからでも北ルートが最短です。
京都縦貫道経由だと遠回りとなってしまいます。



↑は、大山崎JCTを起点にした場合、
舞鶴若狭道吉川JCT~綾部JCTの間は
京都縦貫道綾部経由と名神・中国道経由でどちらを使うと距離が短くなるのかを調べたものです。
赤は京都縦貫道を使ったほうが短くなり、青は中国道を経由したほうが短くなります。
福知山へは京都縦貫道、兵庫県丹波市(春日)へは中国道を使うと距離が短くなります。
ただし、宝塚渋滞の時は遠回りでも京都縦貫道を使ったほうが良いと思います。
(もっとも、春日から綾部を経由して大山崎へ行くくらいなら、
京都縦貫道の適当なICまで下を走るでしょうけど…)

↑は、綾部JCTを起点とした場合、
名神大山崎JCT~吹田JCT~中国道吉川JCTの間は、
京都縦貫道経由と舞鶴若狭道、どちらを使うと距離が短くなるかを調べたものです。
赤は舞鶴若狭道を使ったほうが短くなり、青は京都縦貫道を使ったほうが短くなります。
中国池田、中国豊中が分岐点となる(しかも距離もほぼ同じ)という面白い結果となりました。
京都縦貫道が全線開通すると、大阪へは青いルートを使ったほうが良いということです。
実際には、大阪へは名神の豊中IC~阪神高速 もしくは
名神吹田IC~中環~新御堂筋を使うとは思います。
(さすがに青のルートで中国豊中~阪神高速と移動するのは無駄すぎる)


2014年7月29日火曜日

リコールが多発するホンダのハイブリッド機構"i-DCD" 搭載車を買う予定の(もしくはすでに買ってしまった)人向けの注意点



自動車好きに人気のトランスミッション DCT
にモーターを組み合わせて驚異の低燃費を実現した
ホンダのハイブリッド "i-DCD"
ですが、その第一弾フィットハイブリッドが1年経たずに4回もリコールが出てしまいました。

今回は問題のトランスミッションが搭載されている車の購入を予定している人
(と既に買ってしまった新しいもの好きの人)への注意喚起です。

(ホンダは4回目のリコールで不具合がすべて解消したと主張しているので、
ホンダの主張が正しければもう不具合が起こることはないと思いますが)



DCTはオートマ限定の人でも運転できるマニュアル車です。
(厳密に言うと違いますが)
普通のオートマとは全然違います。挙動もマニュアル車です。
(AT限定の人にはわからないと思いますが… ※AT限定であることを否定しているわけではない)

これに1速をモーター駆動にしたり色々な新しい試みをしてるのが
ホンダの新しいハイブリッド"i-DCD"です。


AT限定の車にはクリープ現象がありますが、DCTを使った車は半クラッチを使ってクリープ現象を生み出しています。
i-DCDはモーターによってクリープを生み出していますが、電池が切れると半クラになります。
電池を使い尽くすようなシビアコンディション(通勤や街乗りにしか使わないような場合や、渋滞が多発するような道路を長距離走行する場合)では半クラ状態になります。

半クラを上手に使いこなすことはMT車に乗っている人は無意識的にやっていることだと思いますが、DCTでは半クラの制御を機械にやらせるために、高度な制御が必要となります。
制御に失敗すると半クラがうまくない人の運転になってしまいます。
(ガックンガックンしたり、急加速したり)

i-DCD絡みの不具合の原因は大抵は半クラ回りの制御の問題ではないかと言われています。
ただ、複雑な機構なので実際はどうかわかりません。
(2回目か3回目のリコールでは、1速モーターの不具合もあった)
(また、4回目のリコールは、トランスミッションとは関係なくエンジンの問題としている)
(ただし4回目のリコールはハイブリッド車のみが対象で、ガソリン車は対象となっていない)
半クラ絡みの不具合はi-DCDでなく、DCTでも起こっている不具合です。
ホンダではない某社のDCTはリコールが何度も出ています。


ここまで出てきた情報から、
半クラにならない運転を心がければ、不具合は発生しにくくなるのではないか?
と推測することができます。
(ホンダは4回目のリコールで不具合がすべて解消したと主張しているので、
ホンダの主張が正しければもう不具合が起こることはないと思いますが)

不具合だけではありません。
”半クラを多用した結果、クラッチがすり減ってすぐ交換するハメになる”
というのは普通のマニュアル車でもあり、DCTでも発生します。
クラッチ交換で何十万もとられてちゃハイブリッド車を買った意味がないですね。



半クラにならない運転とは、単純に言えば
・電池を使い尽くすようなシビアコンディションで運転しない
ということが挙げられます。

つまり
”片道10キロ未満の通勤がメイン” 
”買い物用の車として購入 休日も遠くには行かない”
”都市部近郊在住 遠くに行きたくても毎週末高速道路が渋滞している”
”坂道での渋滞が多い都市部に住んでいる”

という方には全くお勧めできません。
既に買ってしまったという方は色々な不具合が起こることを覚悟して乗ってください。

(ホンダは4回目のリコールで不具合がすべて解消したと主張しているので
ホンダの主張が正しければもう不具合が起こることがないとは思いますが)




”普段信号の少ない遠くにばっかり出かけている”
”買い物用には別の車がある”
”田舎在住で渋滞が少ない”

という方は、不具合が発生しにくくなると思います。

(ホンダは4回目のリコールで不具合がすべて解消したと主張しているので
ホンダの主張が正しければもう不具合が起こることがないとは思いますが)










ここまで読んた方の中には
「フィットは通勤や街乗りが中心の、車にあまり関心のない人が買う車じゃねーか」
と思っている人がいると思います。

最量販車種のフィットに、スポーツカー向けの高度なハイブリッドを搭載して
”世界最高燃費”というインパクトのある宣伝をした上に
”増税直前”の駆け込み需要を煽った結果、
車に何の興味もない人が何気なくフィットハイブリッドを
流行りのハイブリッドの新型で増税直前だから増税前納車に間に合わせなきゃ
と発売前に予約購入して、
結果多くのオーナーが不具合だらけで苦しみ、
不具合が原因で踏切内での立ち往生や人身事故も起こっています。

こんな不具合満載の車を今から買うやつは頭がおかしいですが、
増税前の駆け込みで買ってしまった人は責められません。
(新しい自動車を実車が出てくる前から予約購入する事自体は褒められた行為ではありませんが)


売るのであれば早めの決断がおススメです。
クラッチ交換リスクがあるので年数が経てば経つほど下取りも期待できないと思います。



↓はホンダが4回目のリコール後にオーナー向けに配られたリーフレットです。

エンジン回転が高くなることについて
はエンジン走行だと、DCTの1速はMTの1速と同じ感覚になるのではないでしょうか?
また、ヒルスタートアシスト機能がうまく機能しないとずり下がることはあります。
ヒルスタートアシストについては他社のDCT搭載車でいずれも体験済

2014年7月28日月曜日

高松道・鳴門JCT~松山道・川之江JCT 高松道経由と徳島道経由 近いのは?速いのは?どちらか



2014年度(2015年3月14日)に、徳島自動車道の徳島ICと、高松自動車道の鳴門JCTが繋がるということで、
松山自動車道上り、三島川之江IC手前にこんな看板が設置されていました。


2014年7月26日土曜日

10万キロ走行時の燃料費 燃費や燃料価格による違い

10万キロ走行時の燃料費
自分用メモです

120円  140円  160円  180円  200円   300円  400円 ←燃料価格

3000000 3500000 4000000 4500000 5000000 7500000 10000000 4km/L 25L/100km
2400000 2800000 3200000 3600000 4000000 6000000 8000000 5km/L  20L/100km
1920000 2240000 2560000 2880000 3200000 4800000 6400000 6.25km/L 16L/100km
1500000 1750000 2000000 2250000 2500000 3750000 5000000 8km/L 12.5L/100km
1440000 1680000 1920000 2160000 2400000 3600000 4800000 8.3km/L  12L/100km
1200000 1400000 1600000 1800000 2000000 3000000 4000000 10km/L  10L/100km
1080000 1260000 1440000 1620000 1800000 2700000 3600000 11.1km/L 9L/100km
960000 1120000 1280000 1440000 1600000 2400000 3200000 12.5km/L 8L/100km
840000 980000 1120000 1260000 1400000 2100000 2800000 14.3km/L 7L/100km
720000 840000 960000 1080000 1200000 1800000 2400000 16.6km/L 6L/100km
600000 700000 800000 900000 1000000 1500000 2000000 20km/L  5L/100km
540000 630000 720000 810000 900000  1350000 1800000 22.2km/L 4.5L/100km
480000 560000 640000 720000 800000  1200000 1600000 25km/L  4L/100km
420000 490000 560000 630000 700000 1050000  1400000 28.57km/L 3.5L/100km
400000 466666 533333 600000 666666 1000000  1333333 30km/L  3.33L/100km
360000 420000 480000 540000 600000  900000  1200000 33.3km/L 3L/100km
342856 400000 457142 514285 571428  857142  1142856  35km/L 2.857km/L
340909 398873 455854 512836 569818  854727  1139636 35.2km/L 2.849km/L
329670 384580 439520 494460 549450  824175  1098901 36.4km/L 2.747L/100km
324324 378378 432432 486486 540540  810810  1081080 37km/L 2.707L/100km
300000 350000 400000 450000 500000  750000  1000000 40km/L 2.5L/100km
240000 280000 320000 360000 400000  600000  800000 50km/L  2L/100km

2014年7月25日金曜日

圏央道外回り・海老名JCT先頭の渋滞 金をかけずに解消させる方法

圏央道外回り、海老名JCT先頭の渋滞がかなり酷いと評判で、以前も記事にて取り上げました。


日本の高速道路料金 早見表

自分用メモみたいなものです。


     19.68    24.6   
    軽・バイク  普通車  

25   492      615
50   984     1230
75   1476     1845

100  1968     2460
150  2708     3383
200  3444     4305
250  4133     5166
300  4822     6027
400  6199     7749
500  7577     9471
600  8954     11193
700  10332    12915
800  11709    14637
900  13087    16359

1000 14465    18081
1500 21353    26691
2000 28241    35301
km     円      円

キロ当たり
100kmまで 24.6(19.68)
200kmまで 18.45(14.76)
 50キロあたり 923(738)
200km以上 17.22(13.776)
 50キロあたり 861(689)


実際の料金はこれに+150円した合計に×1.08をかける
その上で四捨五入

普通車料金と比べて
中型×1.2  大型×1.65 特大×2.75
 29.52    40.59    67.65

例外 大都市近郊区間
例外 本四架橋 伊勢湾岸道路 関門橋
例外 沖縄自動車道
例外 一般自動車専用道路

(最長距離)
青森東~延岡南
2149.5km
41200円 普通車
33260円 軽自動車 

外国との比較
Italia Autostrada
Torino -> Napoli
876.6km
69.9euro ≒ 9500円

Torino -> Gioia del Colle
1014.0km
76.0euro ≒ 10400円

2014年7月22日火曜日

自動車業界の基準では、49歳までは若者に入るらしい

ダイハツのプレスリリースによると、
新型軽オープンカー・コペンの販売が大変好調なんだそうです。

でも気になったのは、その中にある文章です。


http://www.daihatsu.co.jp/wn/2014/0722-1/20140722-1.pdf

  「コペン」は新骨格構造「D-Frame」や内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用により、
 お客様に「感動の走行性能」と「自分らしさの表現」という新たな価値を提供できるクルマとして、
 40歳代までのお客様が5割を占めるなど若い世代のお客様からも多くのご支持を得ている。


若者に好調という印象をつけるために、40代(40~49歳)までを若者と定義しています。
さすがにこれは無茶苦茶すぎるような…

プレスリリースの資料によると、購入者の8割が男性です。
また年齢別では30代以上が9割を占めています。

「新型コペンを購入した人のほとんどが中高年のおっさんやジジイである」
という解釈もできます。というかこちらの解釈が一般的ではないかと思いますけどね。


でも

 この前女友達何人かに燃費良いアクアと燃費悪いかっこいい外車で迷ってるんだけど
 デートするとしたらどっちがいい?って聞いたら迷わず全員アクアって答えた。

 自分もまだ38歳だから若者に入るけど、今の若者がつまらんって言う感覚初めてなったわ。
 合理的現実的実用的な考えばかり。


こういうコピペもありますから、自動車業界や自動車に詳しい人たちにとっては40代は若者なんでしょう。
東京モーターショーからの帰り、若者向けアンケートに答えてくれませんかと言われたときに実年齢(25以上30未満)を言ったら対象外扱いされてしまったんですが、きっと29歳までは子供で、30~49歳までが若者だったんだと思います。



もうひとつ面白いデータがあります。
車載動画をメインにアップしているわたくしrcp193のYoutube、
実は、視聴者の半数以上が35歳以上です。
若い人ほど積極的に使う傾向のあるインターネットの世界でも、うちのYoutubeチャンネルは違っているようです。



2014年7月19日土曜日

山陽道・神戸JCT~東北道・郡山JCT  舞鶴若狭道・北陸道・磐越道経由(日本海沿い) と 名神・新名神・伊勢湾岸・東名・新東名・圏央道経由(太平洋沿い) どちらを使ったほうが良いか

 山陽道と中国道(将来的には新名神も)が交わる神戸JCT
    と
 東北道と磐越道の交わる郡山JCT
 
なら、日本海側と太平洋側を経由すればいいのでしょうか。
ルート選択を調べる記事の中ではもっとも長い距離です。

今までは首都高経由が必須であったことから、日本海ルート一択でしたが、
圏央道が東北道まで開通すれば太平洋ルートも選択肢に入ります。
また日本海ルートも舞鶴若狭道の開通で距離が短くなりました。

※圏央道東北道までの開通を前提にしているデータです。
 圏央道が東北道まで開通するまでは参考になりません。


















調べた結果、日本海側ルートが有利ということになりました。
(日本海側 743km  太平洋側 756.1km)

ただし、2023年度に新東名と新名神が全線開通すると、距離の差がたったの5kmとなります。
ただ、圏央道開通時点でも756.1kmと大差ないので、
圏央道が開通すると冬季は太平洋側ルートを使う車が激増しそうです。

2014年7月18日金曜日

北関東~関西 圏央道・新東名経由と北関東道・上信越道・長野道・中央道・名神経由ではどちらのほうがよいか 2ルート比較


赤いほうが、圏央道&新東名&伊勢湾岸&新名神ルート
青いほうが、北関東&上信越&長野&中央&名神ルート


2014年度末~2015年度末にかけて、圏央道が相次ぎ開通します。
北関東~関西の車移動は、現在では北関東道・上信越道経由の車が多そうですが
(上信越道を経由しない車は首都高経由で東名に抜ける)
圏央道が開通すると、上信越道等を経由するよりも圏央道を経由したほうが良い地点が増えるかもしれません。


関越道・藤岡JCTからだと、圏央道と上信越道とで20km程度しか距離が変わりません。
ただ当然ながら上信越道経由のほうが距離が短いので、圏央道開通後も上信越道有利です。

藤岡JCTの南、本庄児玉IC発着であれば、距離の差はほぼありません。
(2キロくらい上信越道経由のほうが距離が短い)





東北道・岩舟JCTからであれば、圏央道経由のほうが距離が26km短いです。
常磐道・友部JCTからだと、53kmも圏央道経由のほうが短いです。

東北道・常磐道沿線からだと北関東道や上信越道を経由する利点はなくなります。
(今でも友部JCTから上信越道とかを使って関西に行く車はあまりないと思いますが)
北関東道・上信越道経由であれば渋滞が少ないので時間が読みやすいことが利点ですが、
それ以外は完全に圏央道経由が有利です。


結論

群馬~関西  今まで通り、上信越・長野・中央・名神ルートで
栃木~関西  圏央道・新東名・伊勢湾岸・新名神ルートに転換
茨城~関西  今まで通り、首都圏を抜けて東名・新東名経由で
         (今回の記事では比較していませんがたぶん首都高を抜けたほうが良い)

2014年7月17日木曜日

圏央道・海老名JCTを先頭に大渋滞する理由とは

2014年6月28日に、東名~中央道(~関越)が圏央道でつながりました。
その影響で、今までは渋滞しなかった海老名JCTを先頭とした渋滞が頻繁に発生しています。


内回り(八王子→海老名方面)の渋滞

は単純です。
2車線が1車線に減るために発生しています。
車線が減るタイプの渋滞なので通過するのにかなり時間がかかりますが、
発生する時間帯はそんなに長くない(休日の午前中が中心)のが特徴です。
(とは言っても、1車線しかない関係で3連休や盆・暮れなどではとんでもなく混みますが)
(追記 すみません海老名JCT内回りの渋滞舐めてました。3連休で1日中渋滞していました)

2015年3月ごろ?には海老名JCTから先の圏央道も開通しますが、
渋滞状況は変わらず、むしろJCT手前で直進したい車の進路が妨害される可能性が高いでしょう。


2015年11月追記:
東名から東北道・新4号まで圏央道1本で結ばれた影響で、午前中だけでなく午後も内回りの渋滞がかなり酷くなっているようです。時間にかなりの余裕を持って運転してください。
渋滞地点手前には厚木PAがありますので、疲れたと思ったら休憩してください。なお駐車場は狭いので満車の可能性もあります。厚木PAの手前は狭山PAです。



動画(圏央道→東名)



2015・10月追記
これから説明する海老名JCTの当該区間、
1車線から2車線に車線増されました。
かなり通行形態が変わっているのでご注意ください。詳しくは↓のブログ記事へ
速報  海老名JCTの例の渋滞多発区間 車線を引き直して2車線化http://rcp193.blogspot.jp/2015/10/jct2.html


2016年1月追記 2車線化後の動画撮影してきました。よろしければご覧ください。



こちらも合わせてご覧ください
海老名JCT2車線化の効果を実際に走行して確かめてみたhttp://rcp193.blogspot.jp/2016/01/jct2.html



(これから下の渋滞説明は、2014年7月当時のものです。2015年11月現在は通行形態が暫定的に変更されています。ご注意ください。2019年以降まで続く見込みです)


外回り(厚木出口→集散路→海老名JCT)の渋滞はもっと深刻です。
平日でも夕方であれば発生してしまっています。
休日午後は特に渋滞がひどくなります。
しかも、渋滞の中では最悪の部類である、1分で数十メートルくらいしか進まないような
渋滞が発生してしまっています。


現在の東名上り~海老名JCT の構造です。
画像を見れば渋滞原因がなんとなくわかると思います。
名古屋方面→圏央道からの車には、1回の車線変更と1回の合流を強いる構造となっています。
せっかく立派な集散路を作っているのに、台無しです。

○で囲んだ部分を先頭にした渋滞が発生するのも必然です。ちょっと車線変更にてこずると、合流にてこずると、大渋滞が発生してしまいます。

海老名ICまで、相模原愛川ICまでしか開通していない時期はこんな構造でもよかったのでしょうが、東名~関越が繋がっただけで大渋滞です。

海老名JCT自体も現在は未完成です。
未完成の状態でもこの有様なので、完成したらどうなることやら…

※補足 上の○の部分はオレンジ色優先になりました。
(ブログを書いた当時はまだ緑色優先だった)





ちなみに圏央道・海老名JCTの完成系はこうなります。
2015年3月ごろ?に完成系となる予定です。
(追記 開通しました)

部分開通時よりもボトルネックが増えているように見えます。
今の状態では、2回目の合流が終わればあとはスムースに本線へと入ることができますが、
完成系では、さらに圏央道本線への合流が追加されます。
茅ヶ崎方面から八王子方面へと向かう車も多いでしょうから(特に夏季)、渋滞がさらにひどくなるのは間違いありません。

そして集散路は、左車線が八王子方面へ 右車線が茅ヶ崎方面へと分かれる構造に進化します。
そのために車線減少が原因の渋滞は、車線変更が原因の渋滞に変わるでしょう。
(主に、渋滞している車線からしていない車線に変更する車のせいで後ろが詰まってしまう事象が多発すると思われます)


小菅~堀切、熊野町~板橋の亜種が圏央道に誕生するわけです。たまったもんじゃありません。


ちなみに、圏央道茅ヶ崎方面も八王子方面と同じく、東名下りからとの合流に難があります。
夏季は茅ヶ崎方面もボトルネックになりそうです。
(すでに2015年3月28日にボトルネックとなっているのを渋滞状況を見て確認しました)
(2015年8月追記、8月1日夕方茅ヶ崎方面も渋滞しているのを確認しました。花火大会が影響しているものと思われますが、交通集中すると集散路は両方向とも渋滞するようです)


※補足 上中央部分の○の部分はオレンジ色優先になりました。
(ブログを書いた当時は緑色優先だった)

また、走行動画を見て実際気になった部分としては、圏央道本線に向かうまでの登り坂がきつくて非力な車は思い通りに加速できず、自然渋滞となってしまっているようでした。
これは改善するのが難しいでしょうね。


動画(東名→圏央道)




 海老名JCTの渋滞が緩和される日は来るのか?




2016年度末に、新東名・厚木南IC(国道129号に接続)~海老名南JCT(圏央道と接続)
が開通します。
これにより、う回路が1つできます。下りてまた乗りなおすのも手でしょう。

2018年度末に、東名、伊勢原JCT~厚木南ICも開通するので、高速を下りなくても済む
う回路が開通することとなります。
ここで海老名JCTの渋滞は大幅減少するでしょう。

そして2020年度末に、新東名が御殿場から直接圏央道まで接続されます。
(豊田JCT~海老名南JCTが開通)

これにより東名と新東名とで交通が分散されると思いますが、
海老名JCTの構造が変化するわけじゃないので、ちょっとしたことで渋滞する状況に変化はないでしょう。
通常時は流れているんです。ちょっとした要因ですぐに詰まってしまうのが問題なんですね。

また、新東名と圏央道の接続部分となる、海老名南JCTが変な構造になっているみたいなので、この部分でも渋滞が起きる可能性はあります。

海老名JCTで渋滞が起きないようにするなら、九州道鳥栖JCTのサガンクロスのように、
ここに入ればあとは何の分岐もなく直接圏央道に乗り入れできる亘り線の整備が必要だと思います。

(しかしなぜこの時代になって新しい道路(それも重要なJCT)にボトルネックを作ったんだろう)







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実際に運転してみてわかった、海老名JCTの問題点
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圏央道外回り・海老名JCT先頭の渋滞 金をかけずに解消させる方法
http://rcp193.blogspot.jp/2014/07/jct_25.html
(たぶん金をかけないと解消しないとは思います)


圏央道外回り・海老名JCT先頭の渋滞 金をかけて解消させる方法
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海老名JCTがすべて完成した時に起こるであろう、マナーのないドライバーによって引き起こされる迷惑な渋滞現象
http://rcp193.blogspot.com/2014/08/jct.html


東名高速道路上り・大和トンネル先頭の大渋滞をほぼ回避することができる画期的ルートが実はひっそり開通していた

八王子・調布~関西は、中央道を小牧まで走り続けるよりも、海老名まで圏央道を使って東名に出たほうが速い


圏央道の東名~中央道区間が開通した結果、中央道から関西方面へは、
八王子JCTから圏央道を使ってでも東名に出たほうが距離も所要時間も短くなりました。
(驚くかもしれませんが事実なのです)
中央道だけでなく、関越道や(圏央道開通後の)東北道周辺からでも同様です。

舞鶴若狭道開通後のルート選択 神戸JCT~敦賀JCT 舞鶴若狭道経由か、名神経由か?

数年ぶりにブログをはじめてみます。
たぶんまた飽きて辞めるとは思いますが…