また2014年度(おそらく2015年3月ごろ)には京都縦貫道が全線開通します。
北近畿への高速道路網が一気に拡充されますが、疑問も浮かび上がります。
愛知県の豊田JCTから、北近畿地方へは
舞鶴若狭道と京都縦貫道、どちらを使ったほうがよいのか?
ということです。
現在は、京都縦貫道が丹波までしか開通していないため
(丹波まで開通でもかなり便利なんですが)
舞鶴若狭道一択ですが、京都縦貫道が開通すると状況が変わりそうです。
そこで、豊田JCT~綾部JCTの距離を調べてみました。
なお、今回は京都縦貫道の料金を度外視し、距離だけ調べています。
京都縦貫道は独立料金なので、どちらを経由するかで料金も違ってきます。
ご了承ください。
京都縦貫道は独立料金なので、どちらを経由するかで料金も違ってきます。
ご了承ください。
調べた結果はこんな感じです。
綾部JCT起点で考えると、豊田JCTまで
240.1km 北ルート 舞鶴若狭道・北陸道・名神経由
227.4km 南ルート 京都縦貫道・京滋バイパス・新名神・東名阪・伊勢湾岸経由
です。
綾部JCTから100キロ地点 北ルートは刀根PA付近、南ルートは瀬田東~草津の間です。
200キロ地点 北ルートは小牧IC付近、南ルートは名港潮見IC付近です。
名古屋近郊に住んでいる方は
北ルート南ルート自宅から近いほうを使えばいいということもわかります。
名古屋市街発着であれば、南ルートを使えばいいですが、
伊勢湾岸に入らず東名阪道をそのまま名古屋二環まで使うルートで良いと思います。
個人的な感想ですが、意外と距離の差はなかったです。たったの13kmです。
もっと遠そうに見えるんですけどね。
綾部JCTよりも東側(舞鶴西・東・大飯高浜など)から豊田JCTへは、
舞鶴西ICからでも北ルートが最短です。
京都縦貫道経由だと遠回りとなってしまいます。
↑は、大山崎JCTを起点にした場合、
舞鶴若狭道吉川JCT~綾部JCTの間は
京都縦貫道綾部経由と名神・中国道経由でどちらを使うと距離が短くなるのかを調べたものです。
赤は京都縦貫道を使ったほうが短くなり、青は中国道を経由したほうが短くなります。
福知山へは京都縦貫道、兵庫県丹波市(春日)へは中国道を使うと距離が短くなります。
ただし、宝塚渋滞の時は遠回りでも京都縦貫道を使ったほうが良いと思います。
(もっとも、春日から綾部を経由して大山崎へ行くくらいなら、
京都縦貫道の適当なICまで下を走るでしょうけど…)
↑は、綾部JCTを起点とした場合、
名神大山崎JCT~吹田JCT~中国道吉川JCTの間は、
京都縦貫道経由と舞鶴若狭道、どちらを使うと距離が短くなるかを調べたものです。
赤は舞鶴若狭道を使ったほうが短くなり、青は京都縦貫道を使ったほうが短くなります。
中国池田、中国豊中が分岐点となる(しかも距離もほぼ同じ)という面白い結果となりました。
京都縦貫道が全線開通すると、大阪へは青いルートを使ったほうが良いということです。
実際には、大阪へは名神の豊中IC~阪神高速 もしくは
名神吹田IC~中環~新御堂筋を使うとは思います。
(さすがに青のルートで中国豊中~阪神高速と移動するのは無駄すぎる)