2018年9月30日日曜日

東名阪道渋滞時、国道421号(八日市IC~東員IC)を迂回路として使うのはどうか

東名阪道が渋滞しているときに、国道421号を走行するのはどうでしょうか。
2018年6月に国道421号を走行してきましたので、レポートです。
(先日、ようやく動画をアップできました)
まもなく新名神三重県区間全線開通するわけですが、半年程度は参考になるかと思います。






実際に走行して測ってみた結果です。

石榑トンネル経由
85分 草津JCT~四日市JCT
20分 草津JCT~八日市IC
60分 八日市IC~東員IC
05分 東員IC~四日市JCT

新名神経由
55分 草津JCT~四日市JCT
35分 草津JCT~亀山JCT
20分 亀山JCT~四日市JCT




つまり、石榑トンネル経由は通常時だと30分ほど時間が余分にかかるってことがわかります。さて、それでは渋滞時はどうでしょうか。30分以上渋滞で余分に時間がかかる場合には石榑トンネル経由のほうがいいってことになりますが…

30分以上渋滞で余分に時間がかかるっていうのは、新名神から東名阪への合流地点でよく起こります。jarticの渋滞予測を見たらよくわかるかと思います。
ですので、乱暴に言えば石榑トンネル経由の迂回っていうのは効果的な場面も多々あるかと思います。しかし…




石榑トンネル経由がスイスイ通れるわけではない


新名神と東名阪の合流地点が渋滞するほど混んでる場合、石榑トンネル経由がスイスイ通れるでしょうか?混雑時には通ったことがないのでわからないのですが。

しかし、空いているときの道路状況からでも推測することはできます。
いくつか見てみましょう。

まず、狭い場所はあります。トンネルの西側

改良工事は進んでいます。


最大のネックはこの点です。狭いです。普通車同士であれば余裕ですれ違えるのですが、大型車がいる場合が問題です。

この幅だと無理ですよね。


他にも、交通量が増大すると快適なペースで走れなくなる可能性がありますので、85分ではなく95分くらいと見積もっておくべきでしょう。


それでもこのルートには価値がある

新名神→東名阪の渋滞に巻き込まれないことに価値があるのですが、この地点の厄介な部分は、亀山での合流です。ここですごく時間がとられる場合があります。JCTの渋滞がなければ快適です。ですので、亀山合流渋滞を回避するためだけに土山で降りて鈴鹿で乗り直してってやる車もいます。
石榑トンネルを使って渋滞を回避する、こういう選択肢もあるっていうことを知ってもらえればと思います。2018年9月にこの記事を書いていますが、2019年3月には新名神が開通します。それでほぼ渋滞は解消されます。
しかしながらまだ開通まで半年あります(記事作成時点)。3連休や年末年始など渋滞する機会は多いかと思います。また開通後にも集中工事、事故通行止めなどがあれば2019年以降もこのルートが有用になる場合があるかと思います。





動画

石榑トンネル区間




東員~四日市


1 件のコメント:

  1. いしぐれトンネルは前後の道路がイマイチで走るたびにウンザリするのですが、それでもついつい通ってしまう不思議な道です。なお滋賀県側は頻繁に降雪・凍結するうえ勾配も長いのでスリップ事故に注意(冬タイヤを強く推奨)。

    ちなみに三重県側ミルクロード沿いのスタンドは軽油超激安なので、R421を通るときは必ず立ち寄り満タン給油することにしています。

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