2018年2月14日水曜日

成田空港~久喜白岡JCT、鶴ヶ島JCT 圏央道経由と外環経由どちらがいいか

2018年6月までに開通予定の外環千葉区間ができると、成田空港から外環を経由して関越・東北道に抜けることが可能となります。しかし、現在は圏央道経由が主流です。(たぶん)
圏央道経由と外環経由ではどちらのほうが良いのでしょうか。特に北関東(群馬県、埼玉県北部)から成田空港へよく行く人には参考になるかもしれません。











成田~東北道・久喜白岡

外環経由
44.9 成田~高谷
28.0 高谷~川口
24.1 川口~久喜白岡
97.0 合計

圏央道経由
05.6 成田~大栄
93.2 大栄~久喜白岡 
98.8 合計


成田~関越道・鶴ヶ島

外環経由
44.9 成田~高谷
45.6 高谷~大泉
27.8 大泉~鶴ヶ島
118.3 合計

圏央道経由
005.6 成田~大栄
119.7 大栄~鶴ヶ島
125.3 合計




距離的にはほぼ同一(外環のほうが若干距離が短い)となりましたが、さてどう考えればいいでしょうか。


外環経由の特徴

外環以外は片側3車線、外環も片側2車線
高谷、三郷、川口、大泉で渋滞の懸念


圏央道経由の特徴

93.2キロの長大対面通行(2024年度までに4車線化完了予定)
流れが悪い
特につくばJCT付近、五霞~久喜白岡で渋滞多発
値段はたぶんこっちのほうが安い







ということで…2018年の段階では外環経由のほうがよいのではないかと思います。車線数が違いますからね。2024年になれば圏央道が4車線化されます。現段階では対面通行93キロはしんどいです。特にこの圏央道は対面通行でも交通量も多いですから。


交通量を地図に重ね合わせてみましたが、対面通行区間で1.5万台超というのは大変問題があり、渋滞が多発すること間違いなしです。特に五霞~白岡久喜JCT間は交通量が極めて多く、この区間で70km/h出すのは深夜以外難しいと思われます。

交通量についてはこちらのページを参考に

圏央道茨城県区間全線開通後の整備効果 圏央道を利用した物流・観光が活発に
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kitasyuto_00000144.html




一方の東関東道、外環、東北道(関越道)というのは、外環以外は片側3車線で流れも良いです。ですので、外環が開通すれば、しばらくの間は外環を使うのが良いと思います。


2024年以後は?


関越道まで行かずに東北道止まりなら、4車線化された圏央道のほうが快適でしょう。片側1車線で交通量1日2万台は大変ですが、2車線あるとスイスイ走れます。東関東道の成田~潮来のようなものです。

一方で、片側2車線で1日5万台となる東北道~関越道間の圏央道は快適ではないでしょう。下手したら渋滞しかねない交通量です。とはいえ、外環の片側2車線もかなり不快かと思われます。どちらが快適かは走ってみないとわかりません。



そもそも…


東北道~圏央道~成田ってどれくらいの人が使ってるのでしょうか?宇都宮からなら宇都宮上三川から北関東道もしくは常総ICから圏央道がいいとは思いますので、想定利用層は太田、館林、加須、熊谷、桶川といったあたりの人かな?なかなかニッチな需要だと思います。

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