2015年12月25日金曜日

【速報】 中央自動車道上り・調布IC~三鷹BSの3車線化  どのような効果があったか

2015年12月25日真夜中から、調布ICの合流車線から三鷹BS(反対車線に料金所があるところまで)までの車線が2車線→3車線になりました。車線幅を狭くして、路肩を活用した区間です。
朝の通勤ラッシュの影響を調べてみました。





ただ…

今日は平日としては12月で最も混雑する日でもあるので、首都高4号の渋滞が調布まで付近まで伸びてきている、そのため正確な評価ができない。先が詰まっている場合、本線3車線が2車線に減るというのは上り上野原IC並の害悪でしかない(小仏トンネル先頭の渋滞が上野原ICより手前の3車線区間まで伸びているのと一緒のことが起きている)ので、首都高が空いている場合の評価ができないです。(そもそも中央道から首都高4号にかけてが常にガラガラの日ってそんなにたくさんあったっけ)


調布ICの合流付近の渋滞は今日の時点でもなくなっています。ただし、その場合でも車線の減る三鷹BSで渋滞が発生しています。先ほど述べたように、本線3車線が2車線に減るというのは上り上野原と一緒の構造で、その先が渋滞している場合は害悪でしかない。


調布ICで渋滞していようが三鷹BSで渋滞していようが調布ICから乗る車もしくは調布ICを通過する車は高井戸出口まで下りられないから「渋滞の先頭が区間内の最初から区間内の途中に変わっただけ」になるかもしれないですね。


中央道~首都高4号上りの交通量が少ない場合に限り渋滞緩和の効果が見られるという結果になるのかもしれません。



もう一つ重要なポイント

中央道上り・調布ICから先を3車線にして渋滞緩和を狙うということは、2車線だった当時よりも上り調布IC合流地点を通過できる車の数は増えます。増えた車は最終的には2車線区間に入ります。つまり、2車線区間の交通量も増えます。たとえ三鷹BS付近の3→2車線に減るところが渋滞しなくても、2車線区間のどこかで今まで渋滞しなかった場所で渋滞する、または流れが悪くなるという現象が見られるかもしれません。

中央道っていうのはこれ1本だけではどうしようもないレベルで車の量が多いんです。並行して高速道路でも作らないと渋滞の緩和は実現できない。この程度の対策では焼け石に水でしかありません。(といっても中央道に並行する高速道路を作るのは金銭以外の問題で無理でしょう)




12月25日午後追記

午後は午後で調布ICの合流地点を先頭に渋滞している…本当にこの車線増効果あるんだろうか



1月の平日にまた状況を確認してみます。また1月下旬に実走行するかもしれません。



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