2015年2月27日金曜日

普通の人が8K動画を作る方法(2015年版)

現在実施中のアンケート で、動画の画質に関する調査をしたところ
現在導入している4Kでも満足できない人がいることが判明しました。

(4Kで満足できないとなると、8Kかな?)
とは思ったものの、8Kのビデオカメラなんて普通の店には出てないですからね…
(NHKがとんでもない金をかけて作った8Kカメラくらいしか知らないです)
私には無理です。

そもそも普通の人が8K動画なんて作れるのかと一応考えてみたら
以下のような方法があることがわかりました。



8K解像度以上の写真が撮れる民生用カメラはこの前ついに発表されました。
キヤノンのフルサイズ一眼「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」です。

http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5ds/index.html
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dsr/index.html

5060万画素(8688*5792)というとんでもないカメラです。
お値段もとんでもなくて、ボディだけで50万円近くです。
ここから満足のいくレンズを揃えていくと…(想像したくはない)






これだけ解像度が高いと、「7680*4320」分を切り抜くことができます。
切り抜いた画像を複数用意して繋いでしまえば「8K動画」の完成です。
他の民生用カメラでは横が真っ黒になるか拡大するか
どちらかが必要となるのですが、このカメラだと切り抜くだけで8K動画が作れます。



編集ソフトは以下のソフトが8Kに対応しています。

TMPGEnc Video Mastering Works 6
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/tvmw6.html





ここまでまとめると
・EOS 5Ds もしくは EOS 5Ds Rを買う
・撮影した画像を複数用意して切り抜く
・TMPGEnc Video Masteringでつなぎ合わせる
・8Kで出力する


これだけやれば
ちゃんとした8K映像を作り、世に出回らせることが可能です。
(これをちゃんとした8K映像と言えるかどうかは微妙ですが、タイムラプス動画なら作れそうです)


しかし、また問題が発生します。
普通の人が買える8Kテレビ、8Kディスプレイはまだ売っていません。
(シャープやNHKに行けば置いてあるかもしれませんが)
8K動画が作れたとしても普通の人は4Kもしくは5Kのディスプレイを使って視聴するしかないわけです。
残念ですね…




この記事は5年後に読み返してみたいです。
ちなみに5年前はフルHDディスプレイやフルHDビデオカメラが
やっと安く出回ったやったーとか言ってた気がします。

(記事を公開した後に思ったんですが、これって「普通の人向け」なのか????
とんでもなく金がかかってるような気がしますが)

追記
Youtubeが8Kに対応したので、さっそく私も8K動画をこの記事の方法で作ってアップしてみました。
そのときの記事は以下をご覧ください。
http://rcp193.blogspot.jp/2015/06/youtube8k8k-h265hevc.html

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