理由としては…
・鹿児島中央~宮崎の整備というのは色々なしがらみがなくやりやすい
博多~宮崎まで一括してJR九州が運営できるというのが大きいです。
また、既存の鹿児島中央が終点になっている列車の終点を宮崎駅にするだけで済みます。
(開業後は「みずほ」「さくら」の終点が宮崎になるということです)
これが博多~大分となると山陽新幹線を必ず通らないといけない
(博多~小倉の新幹線はJR西日本が運営する路線です)
小倉駅から分岐をどうするか、など色々な問題が出てきます。
しがらみのなさといえば、東京・名古屋・大阪~鹿児島・宮崎の移動を考えた場合、JR圧倒的不利であり、対飛行機に躍起にならなくてもよいという利点もあります。
(大阪~鹿児島はかろうじて戦える位置にあるが、所要時間が4時間弱もかかるため消耗戦を強いられている)
(福岡~宮崎はおそらく新幹線整備完了時点で飛行機が撤退するはず)
空港にJRの駅を通すなんてもってのほか、ということになりそうもないからです。
宮崎空港はわざわざ新線を整備して宮崎空港駅を作ったくらいです。
むしろ、鹿児島空港~鹿児島中央が新幹線1本で結ばれることで、
そこだけ利用する人が増えて運賃収入が増加することでしょう。
これらの要素があるので、整備決定となったときに他の交通機関との連携も図れて、JRはJR1社だけである程度効率的に運営できます。JR九州にとってもメリットは大きいです。
・博多~宮崎を1時間55分で、新大阪~宮崎を4時間20分で結べる
鹿児島中央~宮崎の距離は110~120km程度になりそうです。
博多~熊本と同じ距離です。
260km/h運転であればノンストップ35分程度で結ぶことができます。
現在の特急きりしまでは2時間以上かけていることを考えるとすごい進化ですね。
博多~鹿児島中央は1時間20分程度の所要時間ですから、
博多~宮崎の所要時間は1時間55分程度になります。
新大阪~宮崎の所要時間は4時間20分台です。
利用客は少ないが距離が長いために運賃を高く設定できるため、他の新幹線よりも優位に働く可能性があります。
利用客は少ないが距離が長いために運賃を高く設定できるため、他の新幹線よりも優位に働く可能性があります。
新大阪~宮崎4時間20分台というのは魅力的ですね。
この時間であれば飛行機のシェアを少しは奪えるのですから。
これは260km/h運転での話です。(現在も300km/h以上余裕で出せますが、しがらみがあって260km/h以上出すことができなくなっている)
将来的に300km/h以上での運転が可能になれば、4時間くらいで結ばれるかもしれません。
難点
・鹿児島中央駅でスイッチバックになる
唯一にして最大の難点が鹿児島中央駅でスイッチバックになることです。
秋田新幹線でも同様の構造の場所がある(大曲~秋田)ですが、秋田人は表向きは温厚な人が多いので座席が逆方向になってもそのまま耐えます。
ただ西日本の人は大体みんなせからしいので鹿児島中央に着いたら座席を逆向きにさっさと変えることでしょう。
唯一にして最大の難点が鹿児島中央駅でスイッチバックになることです。
秋田新幹線でも同様の構造の場所がある(大曲~秋田)ですが、秋田人は表向きは温厚な人が多いので座席が逆方向になってもそのまま耐えます。
ただ西日本の人は大体みんなせからしいので鹿児島中央に着いたら座席を逆向きにさっさと変えることでしょう。
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