個人的に少し気になっていたことでもあるので、ブログの記事にしてみます。
新名神高速道路、2016年度末には神戸JCT~高槻JCTまで
開通する見込みとなっているのですが、(延期するかもしれませんが)
途中で、箕面ICというのがあって、そこから箕面グリーンロードを通じて直接新御堂筋へ乗り入れることが可能な構造となっています。
新御堂筋は大阪の箕面市から大阪市街、それも梅田駅の東側へ直通する無料の道路で、事実上の自動車専用道路です。
(正確には自動車専用道路ではないですが、どこをどう見ても高速道路の一種にしか見えないので実質高速道路扱いとします)
梅田にも行けますし、南側の終点から直接御堂筋にも入れるので大変便利な道路です。
東京~大阪のJRバスも阪神高速ではなく新御堂筋を通って大阪駅までアクセスしています。
広島・九州方面や中国道、舞鶴若狭道から新御堂筋へとアクセスするには
現在は中国道の中国池田ICから中央環状線へと乗り継ぐのが一般的ですが、
新名神が開通したら箕面グリーンロードを使ったほうが早く、距離も短く、安くなるのでしょうか?
(特に宝塚渋滞発生時)
ということで少し調べてみました。
こうしてみると、新名神ルートには優位点がないことがわかります。
箕面グリーンロードの高額料金が響いていますが、それがなくても距離が長いです。
しかも箕面グリーンロードと新御堂筋の間には信号が残っているのでそこで渋滞が発生しないかが心配されます。(中国道を使う場合も信号はあるのですが)
ただ、宝塚渋滞を大阪が目的地、出発地の車でも回避できるという点では素晴らしい利点ですので、混雑時期には利用価値は充分あると思います。
(宝塚の渋滞は新名神が開通したところで解消まではしないと思っています。
なぜなら、宝塚を通行する車の大半が大阪近郊が出発地・目的地であったりするからです。
ただし渋滞時間や距離自体は大幅に短くなるでしょうし、阪神高速神戸線の渋滞も減るでしょう)
また、箕面市民や茨木市の西側住民には普段から恩恵が大きいと思われます。
千里まで南下すると優位点はあまりなさそうですね。
以下 各種データ
箕面有料道路
軽510 普通620 大型1030
7.2km
http://www.osaka-road.or.jp/mino.html
新名神
箕面122.7 川西128.3 神戸145.2
22.5km
630円(推定)
中国道
神戸JCT31.6 西宮北29.8 中国池田10.5
21.1km
620円(推定)
0 件のコメント:
コメントを投稿