高速道路の渋滞 合流地点での渋滞傾向、本線車道の渋滞傾向
左車線と右車線、どちらを走ったほうがよいか
この動画の説明文にはこう書きました。
合流地点のある場所では、合流しようとする車がいるために左車線が詰まります。
合流地点を過ぎると、右車線には普段から煽ることが常態化しているドライバーが多いために左車線のほうが流れるようになります。
その様子の移り変わりがよくわかるのがこの動画です。
場所は名神高速道路下り、竜王IC→菩提寺PA過ぎです。渋滞の定番スポットです。撮影時期は2010年8月です。(この区間は渋滞対策事業が今のところ実施されていないため、この場所の渋滞は2020年以降も続くと思われます)
菩提寺PAを過ぎてからの登り坂が終わって下り坂になるところが、渋滞の発生源です。自然渋滞です。
動画をすべて見続けていれば、その様子もわかると思います。
この渋滞傾向は、全国各地の高速道路での自然渋滞で適用されます。
元々、自然渋滞は右側車線の車が多くなりすぎるのが渋滞の発生原因の一つなのですが、
渋滞してしまったあとは各車線のドライバーの気質によって流れが左右されます。
(ただし、一番左側の車線は流出、合流の影響をうけます)
左側車線の車は車間をとって普通に運転する車が多い一方で、
右側車線の車は、車間をとらず煽るような運転をする車が多く車間距離が詰まるため
加減速の影響をモロにうけて停止することもあります。
左側だとそこまで極端な速度変化はありません。
片側3車線の場合も似たような傾向が見られ、左側より真ん中、真ん中よりも右側の車線が流れません。
(ただ、片側3車線の場合は渋滞してようがしてまいが真中車線に車が集中してしまう影響で、渋滞最後尾は真中車線であることが多くなります。)
煽り運転がよくない、車間距離を詰めるのがよくないというのは、このようなケースで渋滞をひどくさせてしまうからというのもあります。
連休時期の自然渋滞時は、どの車線にいようが車間距離は詰めず、速度を一定に保つことが重要です。どうせ飛ばしても所要時間に差は出ません。
(ただし、一番左側の車線は流出、合流の影響をうけます)
という文章をさっき見たと思いますが、左側車線にいると、極端に流れが悪くなることがあります。
高速のICなどで次々と車が合流してくる場合がほとんどです。
(稀に事故った車が車線をふさいでいる場合もある)
あらかじめ、分岐合流地点に近づいたら左から右へ車線変更をして、合流地点を過ぎればまた左車線に戻るといいかもしれません。
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