GW・盆・暮れ正月などの連休時期に、渋滞をうまく回避する方法

この記事を書いているときはGW5連休の直前ですのでこんな記事を書いてみます。
渋滞傾向などを長く調べてきた私が考える、渋滞回避の方法の決定版です。
がっかりするかもしれませんが、どうぞご覧ください。





・連休時期には遠出しない

がっかりするかもしれませんと書いた理由1です。
そもそも、あんだけ混んでる時期に旅行しなければいいわけです。
氏ねと言われそうですが、割と真面目に書いています。

いろいろな旅行関連の記事を読むと、連休時期は休みをずらすのが得と書かれています。
どうして書き入れ時の旅行会社がこのように勧告するかといえば、
人が多すぎて捌ききれないということが理由に挙げられます。
2015年のGWであれば暦どおり5月2～6日の休みにツアー旅行に参加するよりも、
平日の7・8日を含めて5月4～8日に参加したほうが圧倒的に安いです。
もっと言えば、5月9～13日だと5月2～6日の半額以下です。
それだけ暦通りにしか休まない人（あえて休めないとは表現しない）が多いわけです。

道路交通も一緒で、5月2～6日なんて絶対運転する気にはならないくらい道路状況が酷いです。
渋滞が多くて、渋滞がない場所でも慣れていない車だらけで大変です。
ですから、休みが比較的自由な人は旅行しないのが一番です。


・公共交通機関を有効活用する

がっかりするかもしれませんと書いた理由2です。
普通に考えて、車を運転しなければ、渋滞にはまることはありません。
飛行機も新幹線もいろいろあります。飛行機は高いですが。
（連休時期には遠出しないという鉄則を守ると飛行機はかなり安く使えます。2015年のGWであれば、5月11日以降は7月上旬まで激安状態が続きます）

渋滞は無縁だが、車内が混雑するんじゃないのか（主に新幹線）ですが、渋滞と比べたら楽です。
目的地付近についてからレンタカーで旅行しましょう。
4月29日に高知へ行ってきましたが、渋滞とはほぼ無縁でした。観光地に人は割と多めでしたが…

渋滞が比較的多いのは3大都市圏、それらを結ぶ道路と、東北道、山陽道、九州道です。
そこを外せば渋滞にはまることはありません。

※
小さいお子さんがいる、高齢者が多いから、といった方々にまで公共交通機関の利用を強く勧めるものではありません。クレームがついたら困るのでここだけは明記しておきます。



・どうしても長距離ドライブしたいなら運転ゲームでもすればいいじゃない
がっかりするかもしれませんと書いた理由3です。
最近は欧州中をトラックで走り回るPCゲームがありますから、それで旅行する気分を味わうのはいいかもしれません。これなら事故っても速度違反しても何の問題もありません。

ちなみに、TSMというMODとロシアのMODを入れれば、西はスペインポルトガル、
北はイギリスやデンマーク、東はモスクワ、ギリシャ、
南はアルジェリア、チュニジア、リビア、エジプトまで行けます。

一面の砂の海をトラックで走るのは爽快ですし、北海道の某ローカル番組で
「トンネルだ」「橋だ」でもめていたオーゼンセとコペンハーゲンを結ぶ橋も走れます。
5月7日にはノルウェーやスウェーデンも走行可能になるようです。

まあ、こういうのもありますよということで、参考までに。
10年後20年後には、レースだけじゃなく、普通の運転も
現実世界じゃなくてバーチャルの世界でやるようになるのでしょうね。


・3大都市圏在住の人の移動パターンの逆に移動する

たとえば連休最初の日の東京近郊、下りの渋滞はとんでもないですが、午後や夕方になると、下りの渋滞自体は収まってきます。
それを狙って下りの移動開始するのは賢いのではないかと思います。
前日夜中に移動するのもありかとは思いますが、最近は実施者が増えているために夜中も渋滞しがちな傾向がありますし、疲れます。

ただし、名阪間（名古屋～大阪）は上下線ともに交通量が非常に多いためにいつどこでどう渋滞が起こるかが複雑で回避が難しいです。
こちらの記事を参考に、うまく自分なりの渋滞回避パターンを作ってみてください。
高速道路　帰省Uターンラッシュ時に近畿地方（中国道宝塚、名神、東名阪など）の渋滞を避ける方法
http://rcp193.blogspot.jp/2014/08/u.html


・渋滞時、合流地点は右車線へ、それ以外は左車線へ

渋滞時の分岐合流地点では、合流車両が直接合流する左車線の渋滞がひどくなります。
それ以外は右車線に（マナーの悪いおらついた）車両が集中するために、右車線のほうが流れが悪くなります。
つまり、合流地点は右車線に移動し、それが終われば左車線に戻るということを繰り返せば、
理論上は渋滞にはまる時間は少なくなるとは思います。

実践している動画もありますので、よろしければご覧ください。

まとめ

ここまで読んだらわかると思いますが、まあろくな回避方法はないわけです。
（裏道は交通量が多すぎると表の道より流れなくなるのでここではあまり勧めません。）
それよりは、旅行日をずらしたほうが効果的なんじゃないかなとは思います。
もしくは旅行するにしても、公共交通で事足りる旅行がいいでしょうね。

ここまで旅行日をずらすことを推奨すると、
旅行日をずらせない人がいい気にならないだろうとは思っていますが、
この記事を読んで、旅行日をずらす英断をする人が増えれば増えるほど
連休時期の混雑が減るので、旅行日をずらせない人にもメリットはあります。

旅行される方は、事故のないよう計画をしっかり立てて旅行してください。
（最近外国人が多くてホテルがとれないという話があるので、計画性のない旅はあまりおすすめしません。3万円出してアパホテルに泊まる気があるなら計画性のない旅はいいかもしれません。）