新東名神奈川区間＆圏央道神奈川区間 2020年代に開通する区間の交通量を勝手に予想

2015年度の道路交通センサスが公開されてる影響で、いろいろと記事のネタができました。今回は、新東名神奈川区間開通後の交通量について適当に予想します。あとついでに圏央道神奈川区間（釜利谷～海老名）が全通した後の交通量についても予想します。

とブログに文章を長々と書くまでもなく、画像1枚で済む話なのですが、この交通量予想についておおまかに説明しなくてはいけません。

まず、御殿場～伊勢原の車は新東名へ4.5万台移転すると考え、また新しく掘り起こされる需要（主に新東名御殿場で東富士五湖道路と直結される）を考えてこのような交通量になりました。かなり大胆に予想していますが、あくまでも目安としてご覧ください。
最も伊勢原寄りの場所では新東名6万台、東名5.6万台です。一方で、大井松田の左右ルート分岐になる区間は新東名5.4万台に対して東名4.1万台になります。東名のほうが走りやすそうです。

新東名の海老名南JCT～御殿場JCTは全線が片側2車線で、静岡県区間のような余裕はありません。

新名神・城陽JCT～八幡京田辺JCT

新名神・高槻～茨木千提寺にある竜王山トンネル

2017年開通の新名神とほぼ同規格であると考えると、圧迫感あふれる高速道路になるのは間違いありません。

一方の東名は東京IC～御殿場JCTまで全線片側3車線、大井松田～足柄までは下り線が左右ルート分岐となって、片側4車線分あります。

カーブが多少きつくても、片側3車線あるほうが精神的に良い、っていう人は多いとは思いますが、それでもナビなどでは新東名を選ぶでしょうから、普通の人はナビに釣られて新東名を走行すると思います。そして大型車は90以上出せませんから、新東名を選びます。

伊勢原～海老名・海老名南は予想が難しいのですが、東名～海老名JCT～中央道方面の渡り線を使っているのが2.5万台くらいだというのを、海老名JCTの暫定2車線化ニュースで読んだ記憶があったので、新東名の末端部は1日2万台が通行すると予想しました。

年末年始期間における高速道路・国道の交通状況（速報）【全国版】
平成27年12月26日（土曜）～平成28年1月4日（月曜）：10日間

http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h28/0105a/
の一番下に、3．東名高速 海老名JCT改良後の交通状況（432KB）　というものがあり、交通量が24,000台あることが判明しています。





しかし困ったことに、海老名～横浜町田の交通量は全然減らないどころか増えています。圏央道神奈川区間が開通すれば交通量が減ると思うのですが、これが無事に予定通り開通するかどうか不透明です。

ここまで予想したので、せっかくなので今回はどちらも開通したと想定した場合の予想も作ってみました。
ただしこの圏央道、東名の完全な代替ではないです。どちらかといえば東名～藤沢・鎌倉・横須賀・横浜市南部方面への新ルートです。東名の交通量は大して減らないと思います。

（このように、伊勢原～本牧の距離は保土ヶ谷バイパスなどを経由したほうが短い）

東名からは2.5万台が圏央道に転換されるのではないかと考えましたが、圏央道未開通区間は下道が劣悪で需要そのものがとても多いと考えられます。この区間の交通量については悩みましたが、茅ヶ崎中央～藤沢が2.6万台の交通量がある、ということで、藤沢～釜利谷はそれよりは多いだろうから短距離利用が3万台、そこから2.5万台を上乗せしました。

これにより、東名の再混雑区間は若干マシな交通量になりますが、それよりも恩恵を受けるのが保土ヶ谷バイパスではないかと思われます。圏央道に転換された2.5万台＋首都高横浜環状北西線でも2万台減る（と勝手に予想した）減って、保土ヶ谷バイパスは超混雑する無料道路から快適な無料道路になりそうです。

以上こんな感じで勝手に予想してみましたが、勝手に数字を当てはめるだけでもある程度の未来が予想できるので個人的にはこういう記事を作ってみてよかったかなと思います。

最後に、この予想はあくまで勝手な予想ですから、真に受けないでください。あくまでこうなるのでは？と個人が適当に予想しただけです。