この有料サービス、金を払って広告を排除できることから「広告ブロック対策」で導入されたものと考えてはいるものの、Youtubeに動画を投稿している身としては、割と違う理由もあるんじゃないかと感じるようになりました。
- 広告の総数が伸び悩む一方、Youtubeで広告表示される対象の動画の再生数は増えていく一方と思われる→Youtuberの流出を抑えるための策としてYoutubeRedを導入
広告の総数が増えないのに動画だけが増えると、どういう結果を生むのかは明白です。1視聴回数あたりの収益が伸び悩むことになります。特に広告が少なくなるであろう毎年1月2月が顕著です。ちなみに2016年1月は2014年4月以降では最も酷い月になりそうです。
この状況が続けば続くほど他のサービスが有利になります。Youtubeは儲からない焼畑産業だという評判が広まるとYoutubeを倒す別の大サービスが出てきても何もおかしくはありません。これはYoutubeからしたら避けたいことでしょう。
(私も別に収益を得られる方法を模索しているところです)
打開するためには「広告収入以外でYoutubeとYoutuberが従来通り収益を得られるサービス」が必要となります。それが「Youtube Red」ではないかと考えられます。
ちなみにYoutube Redでどれだけの収益が得られるかは秘密ですが、傾向としては「視聴回数だけが伸びても価値はない、鍵となるのは再生時間数」ということだけは言えます。従来通りとも言えます。Youtubeの収益公開記事を作る場合、現状においても視聴回数と再生時間数の両方を公開した上で収益も公開してしまわないと価値がないですからね。
※
ですからヘビーな視聴者ほどYoutube Redに入ってもらえると助かります。私の場合は今まで数倍速しかなかった動画の等速動画を一層強化していくつもりです。
もう一つ重要な理由
- Red加入者のみが見られる動画を増やすことで、広告ブロックしている人間からも金を得たい
日本でもdTV、AmazonPrimeやhulu、Netflix、などなどいろいろな有料見放題サービスが増えています。この一角にYoutubeRedも加わるのでしょう。そしてこれらの有料見放題サービスは広告ブロック者を締め出すことができるサービスにもなります。
今までは
広告ブロック → 金になる
広告非ブロック → 金にならない
でしたが、これからは
広告ブロック・無料視聴のみ → 金にならない
広告ブロック・Red加入 → 金になる
広告非ブロック・Red加入→ 金になる
広告非ブロック・Red未加入 →金になる
になります。
そして広告ブロック者が無料の動画を見てもYoutube本体、Youtuber双方に金が入るようになります。この部分は非常に重要です。
まとめ
簡潔にまとめるとこの2点を目的としてYoutubeRedを始めることになったのでしょう。トータルでは動画投稿者もYoutube本体も視聴者も得する形とはなると思います。
そして有料サービス化はYoutubeにおいても進むということです。嫌な人もいるでしょうけども、インターネットと言えどもサービスに金を払う時代には確実に突入しているということです。
ただ、無料+広告収入の形も依然として残るとは思われます。うまく予算配分して効率的に有料サービスにお金を払いたいですね。
そして有料サービス化はYoutubeにおいても進むということです。嫌な人もいるでしょうけども、インターネットと言えどもサービスに金を払う時代には確実に突入しているということです。
ただ、無料+広告収入の形も依然として残るとは思われます。うまく予算配分して効率的に有料サービスにお金を払いたいですね。
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