私はYoutubeの広告についてどう考えているか、アップロード者の視点を少し書き連ねてみます。
ちなみに視聴メインの方の気持ちはこうであると予測できます。
「邪魔」
視聴者の気持ちも分かっているはずなのに、なんでアップロード者はスキップ不可の動画広告をつけるのだ！私たちは広告なく好きなだけ動画を見たいんだ！
と思われている人は多いでしょう。
中には過激派もいますがそこは置いといて……
広告不可の動画広告、Googleではこのように説明されています。
https://support.google.com/youtube/answer/188038?hl=ja
インストリーム広告はインプレッション単価制で、YouTube の他の広告フォーマット比べてインプレッション単価が高くなる傾向があります。スキップ不可のインストリーム広告は、他の広告フォーマットよりも高い収益を得られる可能性がありますが、放棄率も高いことに注意してください。
ここで注目されたいのは「インプレッション単価が高くなる傾向があります」
です。
単刀直入に言います。スキップ不可の動画広告が一番儲かる。
特に収益化を実施しているYoutubeチャンネル運営者は、スキップ不可の動画広告を金儲けするための一番の手段と考えているというわけです。
ただし、放棄率も高いことに注意とも書かれています。
スキップ不可の広告を嫌がって、動画が再生されないというところです。
Googleも放棄率が高いつまり悪いイメージを持たれているというのは認識しているようです。
放棄率が高くなってしまうために「スキップ不可の動画広告」は入れない人もいます。
ただし少数派、というかほとんどのチャンネルでは導入されています。
これは、大多数の人がスキップ不可の動画広告のほうが儲かると判断しているためです。
視聴者「広告なしで好きなだけ見せろ当然無料で」
投稿者「儲かればなんでもいい」
2者によるエゴとエゴのぶつかり合いの結果、スキップ不可の動画広告によるヘイトを投稿者自身がまき散らしているということがわかりますね。
・お互い満足できる結果になるにはどうすれば良いか？
先日、Youtubeが有料会員バージョンともいえる「Youtube Red」を始めました。
月1,200円で広告なし、ついでにYoutube音楽配信サービスも無料で使えちゃう！（たぶんそれがメイン）というお得なサービスです。
このサービスに入るのが一番と言えます。
なぜならこのシステムでも動画投稿者に一定の収益は配分されるからです。
しかも広告は出ない。まさにウィンウィンですね。
※
ただし、無料で広告が消える闇アプリをいれている人もいて、その人たちからしたら「なんで金払わないといけないんだ」と怒っていることでしょう。
私はその人たちを泥棒とは言わないです。
ただ、広告なく無料でサービスを享受し続けているとそのうち無料のサービス自体がなくなりますがそれでもいいんですか？とは言いたくなります。
世の中には「広告なし・完全無料のWebサービスだけがある世界が望ましい」という原理主義者もいます。特に壺の中に山ほどいます。
広告なし完全無料と言えば、Wikipediaを思い浮かべます。
ただ、Wikipediaに広告がない＝寄付に頼るしかない、ということで数年前から以下のような文章が一般的な広告よりも大きく張り出されることが多くなりました。
ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズからのメッセージをお読みください。
ウィキペディア読者の皆さまへ。 私たちは独立性を守るため、一切の広告を掲載しません。また政府からの援助も受けません。 私たちは平均¥◯◯◯◯ほどの寄付で成り立っています。
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