(以下ネタバレ注意)
ブラタモリ小樽編の最後のほうで、小樽運河は一部埋め立てられて今の観光スポットになっていったということが紹介されます。
一部埋め立てというのは妥協案であり、本来は運河は全体が埋め立てられて道路になる予定だったという話が出てきました。つまり、計画によっては小樽運河はなくなり、札樽道になっていた可能性もあるというわけです。
小樽ICから先は、小樽運河を埋め立てて6車線の自動車道路として計画されていたようですが、小樽ICから先は黒松内まで高速道路を通す計画が既にあったことから、平面道路の上に高速道路も作って小樽市内を抜けてしまうつもりだったのかもしれません。
というのは推測でしかないんですが、小樽ICからそのまま伸ばして埋め立てて小樽市内を通過するほうが、小樽JCTから無理矢理分岐するのほうが違和感ない線形になってしまうんですよね。
水色が既にある札樽道(小樽JCT~小樽IC)
青色が埋め立てた場合の想定ルート
赤色が現在整備が進んでいる高速道路(小樽JCT~余市)
赤い線を見て無理矢理曲がったなと感じる人は多いと思います。
実際、当時はどういう計画だったんでしょうね。今となっては小樽運河を埋め立てるというのは絶対にあり得ない計画ですが、小樽JCT~小樽ICのルートといい、小樽ICの位置といい、あまりに運河埋め立て計画に都合のいい場所にありますからね。
ということでブラタモリを見て私が気づいたことでした。
この番組は私も地図マニア地形マニアであることからお勧めできる番組です。
ブラタモリは日曜13時5分より再放送されます。小樽編、気になる方はぜひ見てみては。
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