まずコストに一番大きく響いてくるのが車選びです。
重要なのがこの5点です。
・普通車は税金が高いのでどんなに安くてもNG、軽自動車のほうがいい(安全性は知らん)
・車両価格はダイレクトに効いてくるので安いほどいい
・トールワゴンは燃費が悪くなり、耐久部品の価格が背の低い型と比べて高くなるので選ばない
・ハイブリッド車や電気自動車、プラグインハイブリッド車はかなり割高なので選ばない
・自動ブレーキは任意保険割安&下取り価格に響く可能性が高いのでつけておくべき
となると、軽自動車で背が低くて安いタイプ
つまりアルトかミラしかないという結論になります。
・新車がいいか、中古車がいいか?
中古だとミニカやR2などが選択肢に加わります(2018年現在ではもう古いですけどね)。まあ中古と言ってもひとまとめにするのは乱暴なのですが、「価格が高くて年式が新しいもの」「価格が安くて年式が古いもの」の2つに分けます。
・新車を選んだ場合
費用が読めます。また年式が新しいほうが税金が安いです。
購入後に想定外の追加費用はかからないものの想定外に維持費が安くなるということはありません。
・中古車を選んだ場合
1 年式が新しい、価格が高いもの
新車に近い性質を持っていますが、新車ではありません。
これ選ぶ場合に一番得するのは、フルモデルチェンジ直後にフルモデルチェンジ直前の旧型を選ぶという場合です。
普段よりもかなり安く手に入れることができます。ただしほぼ新車でも旧型です。
2 年式の古い、価格が安いもの
博打と一緒で、ウン十万出してすぐぶっ壊れる場合もあれば6年8年も持つ場合もあります。
10台くらい乗り継げば平均すれば新車を選んだ場合とほぼ変わらないコストになると思います。
自動車整備の知識がある、どう考えても掘り出し物にしか見えない、と言うものでない限りは選ばないほうが無難でしょう。知識がある方にはおすすめです。
個人的にお勧めは、フルモデルチェンジ直後にフルモデルチェンジ直前の旧型のほぼ新車を割安で買うですが、フルモデルチェンジなんてのは一度実施すると最低4年はしないわけなので、普段から使える手ではないです。
2018年の今だと、アルトがだいぶFMCから期間があいています。
フルモデルチェンジの一つ下で、大幅に変更を施したビッグマイナーチェンジというのがあります。
(ビッグでマイナーチェンジって何だとは思ってしまいますが)
このタイミングでビッグマイナーチェンジ前の旧型を買うのはあまり得策ではないです。
ビッグマイナーチェンジ前と後で車種特有の不具合が結構減っているからです。
フルモデルチェンジしてないのに別物に変わっていることもあります。(とはいえ、安いなら買っても良いとは思います)
ビッグマイナーチェンジ後、さらにもう1回2回マイナーチェンジをした後にマイナーチェンジ直前の車を買うのは安定していて良いと思います。ただあまり安くはならないと思いますが。
素人がなるべく選んではいけないのは、「年式の古い、価格が安いもの」です。
特に「年式が古い割には走行距離が短め」の車は要注意です。メーターを弄っている可能性があります。
走行距離というのはあくまで目安であり、しかも簡単に改ざん可能なものです。裏技を使えば車検も通ります。年式はごまかしが効きません。
そして、古い車は税金が割増となります。
13年経過で軽自動車税は7200円→12900円です。この差は大きいですよ。
また、重量税も新車5年目までと13年以上では結構違ってきます。段階的に重量税が上がってきますので、古い車ほど維持費的には不利です。
古い車が良くないというのはこの点もあります。
普通車だと13年超過で1300ccの車の自動車税が34,500円→39,600円になってしまいます。
また、新車同然でも中古車である限りは博打要素が大きくなりますので、不安要素がどうしても気になるなら新車を購入してください。
半年くらい展示してあった車=新車扱いでも特に問題はないと思います。
ここまで見てみて、アルトかミラ(ミライース)のほぼ新車をモデルチェンジ前に安く買うのが良い理由はわかりましたが、車種を選んだところでグレードの問題もあります。
アルトの安いグレードはオートMTという厄介な機構が備わっています。
オートマ限定でも乗れるMTみたいなトランスミッションで、変速がもたつきます。CVTとは別物です。
できればCVTが搭載されているグレードを購入したほうがよいでしょう。私は気にせずオートMTを選ぶと思いますが。(→考えが変わりました、たぶんCVTにすると思います)
MTでも苦にならない人はアルトバンのMTを選ぶと本体価格70万円なのでお得です。
ミライースの初代はDという激安な代わりに超ショボい装備でだいぶ大変なグレードがあったのですが、2代目になってそれは廃止されました。
最安グレードは自動ブレーキをつけて90.2万円です。
ミライースの最安+自動ブレーキグレードは90.2万円
アルトも同じくCVT搭載グレードは91.5万円
これを10年乗るとして年間約9万円ですね。
自動車税重量税自賠責とか含めると、絶対に払わないといけない分が年間3~4万円
さらに任意保険車両付きが年5~6万円として(安くすることは可能ですが敢えてこの金額にします)
合計年間20万円は保有するだけでかかることになります。
ここらが最低ラインと考えて良いでしょう。
アルトバンMTでも充分、そして10年と言わず13年乗るぞとなると15万円くらいまで下げられます。
しかしそれ以上は下げられないでしょう。
ちなみに15万円分レンタカーを借りるとしたら、普通のレンタカー屋(軽1日6000円と仮定)だと25日も乗れてしまいます。軽1日4000円の格安だと37日です。
20万円だと普通のレンタカー屋で33日、格安だと50日です。
つまり、50日未満しか利用しないのであれば、レンタカーのほうが得となります。
普段あまり車を使わない人は、手放すという選択肢も考えてみてください。
コストが低くなります。しかもレンタカー屋は定期的に車両が最新になります。
運転方法、ドライブルートを見直して費用を抑える方法
・距離が大幅に短くなるのであれば、高くてもフェリーは思い切って使う(所有時限定)
所有する場合、ガソリン代以外にもオイル代やらタイヤ代やらがあります。
結構重くのしかかるのでフェリーが高くても陸路との差があまりなければ使ってしまいましょう。レンタカー利用時は陸路より高ければフェリーは使わないほうがいいです。
・高速道路は使わない
100km移動するだけで軽でも2000円は徴収してしまう高速道路なんかは使わないのが一番良いです。下道移動に徹しましょう。無料高速は積極的に使いましょう。
・都市部に車で乗りこまない
東京、京都、大阪等にはパークアンドライドに適した場所があるので、
そこに停めると決めてあとは電車を使いましょう。
運転の際のわずらわしさも減ります。
・なるべく混まない日時に移動する
事故リスクも渋滞リスクも減るのでお勧めです。シルバーウィークに大渋滞に嵌るのは愚かです。
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