四国カルストから見る絶景
大川嶺・大野ヶ原・四国カルスト 情報
四国には山の上にまで張り巡らされた道路があり、そこから見る景色は絶景が広がっていますが、その中でも四国有数の絶景が見られるのがこの3か所です。
久万高原町、西予市野村町、梼原町にまたがるこの地域へ、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
なお、車もしくはバイクがないと実質行くことはできません。
たまに自転車で行ってる人もいますが、標高1500mくらいあるんであまりおすすめしません。
そもそも最初に三坂峠を越えるところが辛いです。
アクセス道路について
画像に情報量がたくさんあって詰め込みすぎた感はあるんですが、実際これくらい罠があります。
大変綺麗な景色を望むことができますが、大変危ないです。
全体的な行き方については画像のように、久万高原町(国道33号側)からアタックするか、
もしくは国道197号側からアタックするかです。
大川嶺については広い道路はありません。
大野ヶ原・四国カルストへは国道197号側から広い道路だけを使って行くことができます。
ただし私が行った2014年11月は8月に起きた豪雨災害の影響で
多くの道路が通行止めになっていました。
事前の通行規制をしっかり確認しておくことをお勧めします。
私が今回通ったルートは、大川嶺→大野ヶ原→天狗高原→439
で、かなり難易度の高いコースとなっています。
すれ違いが苦手な方は、おとなしく国道197号からアクセスするのをお勧めします。
(画像下、赤いところから黄土色の道路を使って大野ヶ原や四国カルストへ行く)
ただし通行止めの場合は、国道440号の地芳峠を使ってください。
ここもかなり狭いですが他よりはましです。
水色の国道197号から県道36号はクソ狭い道を1時間以上走り続けないといけません。
8年前に1回走行したっきりですが大野ヶ原にたどり着くまでにかなりくたびれたのを覚えています。
今回、4Kカメラを買ったということもあり、四国の山の絶景を撮影しようと思って行った第2弾です。
撮影は11月下旬です、12月以降になると雪が積もる(かなり積もる)のであまりおすすめしません。
(冬用タイヤなど、冬山に行ける装備がある人は別)
松山から久万高原町まで
普通に三坂道路を通って久万町まで行きます。
中心部にできた「道の駅・天空の郷さんさん」に今回も立ち寄ります。
今回はランチバイキングで食べました。
ここは話題の場所で混むみたいなので、11時半よりも前に行くことをお勧めします。
大川嶺への行き方
国道33号(久万高原→高知方面)から
道の駅みかわを過ぎて最初の交差点を過ぎてすぐ
美川スキー場(現在は閉鎖)や大川嶺への
分岐が書かれていますから右折してください。
狭いですがこの狭い道をずっと走っていきます。
とはいえ、スキー場があった関係で道路は途中まで整備されています。
ここから入っていきます。
狭い道を30分くらい走ると森林を抜けて山の上に到着します。
石鎚山もはっきり見えます。
この辺からさらに車を走らせると、秋の大草原が見えてきます。
この風景は四国にはまずないですね。
大川嶺
ここから国道440号方面に下りていきますが、道路は国道33号側からよりもだいぶ狭いです。
不安な方は来た道を引き返してください。
こんな道が20~30分くらい続きます。大変です。
大野ヶ原へ
国道440号に合流しますので、ここから大野ヶ原へ向かいます。
大野ヶ原へは国道440号・県道36号を使います。
このうち県道36号の区間はかなり狭いので運転に気を付けてください。
気を付けてとばかりいっていますが、それくらい危ない道が多いと感じました。
国道440号は普通の道ですが、
県道36号は狭い
国道440号を10分程度、県道36号を20分程度進むと、大野ヶ原に入ってきます。
ここも負けず劣らず綺麗な場所です。
四国で最も酪農が盛んな地域です。
遠すぎるんでなかなか行く機会はないんですが、行くといつも景色に驚かされます。
こんな場所が四国にもあるんだなあと…
かなり昔に撮影した大野ヶ原「もみの木」で食べたソフトクリームです。
チーズケーキが有名なんですが、あいにくまだ食べたことがありません。
→追記 そういえば3回目くらいに大野ヶ原へ行ったときに食べたなあと思って画像がないか調べたらありました。すっかり度忘れしてました。
(お前何回四国カルスト行ってんだと言われそうですが5回です)
ここが入口です。駐車場は数台分です。
この店は有名ですので休日はチーズケーキは入手困難かと思います。
お土産などは売っていますし、他の食べ物も非常においしいので立ち寄っても損はないかと思います。
大野ヶ原から四国カルスト・天狗高原へ
大野ヶ原から四国カルストまで美しい風景を見ながら移動します。
県道383号の西の端です。ここから四国カルスト縦断します
同じ場所からは大野ヶ原を一望できます。
先ほどまでいた大川嶺も見ることができます。
姫鶴平方面を望む
県道383号の西の端から20分ほど行くと、地芳峠を経由して姫鶴平と呼ばれるところに出てきます。
ここから天狗高原までが四国カルストとして一番有名な景観、カルスト地形が広がっている場所ですね。
姫鶴荘から
大川嶺・石鎚山方面を望む
カルスト地形が一望できます。
西の大野ヶ原を望む 美しい
雲一つない青空の下、幻想的な風景が広がっています。
カルスト地形を間近で
最初に紹介した画像は天狗高原の近くから撮影しました。
ここは行かないと損する場所です。絶対損する場所です。
写真でも綺麗ですがその場に立ってみないと損です。
行ったけど曇り空だった方はもう一度行ってください。何度行ってもすごい景色が見られます。
飽きません。私は今回の旅行で5回目ですがまだ全然飽きません。また行きたいです。
4Kハンディカムを購入して行くべき場所として最初に頭に浮かんだのがここと瓶ヶ森林道です。
この高画質カメラでも魅力はすべて伝えることはできませんでした。
やっぱりここは行かないと魅力が伝わりません。
天狗高原には展望台があります。
展望台から高知方面を望む
鳥形山鉱山が見えますね、向こうに見える街は高知市と安芸市、室戸岬です。
(この日は本当に室戸岬まで見えました)
この場から立ち去るのが名残惜しい
四国カルストからの帰り
天狗高原スキー場
ここが四国カルストの東端です。
本当は国道440号まで林道を使って下りようと思ったら通行止めで、
じゃあ国道197号までメインの林道を使おうと思っても通行止め
残りは県道48号の大変狭い道を通って439に下りるしかない状況です。
もしくは引き返して地芳峠経由で降りるか…
2分くらい考えて439に下りて633美の里くらいまで東へ
そこから国道194号を北上して帰ることにしました。
(考えただけでうわー大変だと思ってしまう、もともと三坂トンネル抜けて松山まで下りて高速で帰るつもりだったので)
国道440号まで下りれる林道 通行止め
東津野城川林道 東側 通行止め
これは、2014年8月に高知県と徳島県で発生した豪雨災害が影響しています。
大変な大雨が降り続きました。2014年の夏は無いような気がしたくらいです。
思いがけず県道48号を走破する羽目になりました。
道幅はそれなりですが、ダンプを結構見かけたので狭いところで出会ったら嫌だなと思ってたら
まあ出会いますよね
すれ違い
この画像を見てびっくりした人はあまりこの道を通るのに向いていません。
ちなみに人が住んでいますから歩行者に注意
天狗高原スキー場から25分で439まで戻ってきます。
439に下りてからは1時間半ほどで道の駅633美の里まで戻ってこられます。
439は広い道が増えました。ただ15分程度は狭い道を通ります。
矢筈トンネル
狭い
新大峠トンネル
道の駅 633美の里
それから1時間で西条に到着です。
新寒風山トンネル
国道194号と11号の交差点
そして自宅に戻りました
大川嶺・四国カルスト編 おわり
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