なぜ、こんなに近いと感じてしまうのか、たぶん直線距離は短いのが原因ではないかと思いますが、でも直線距離でも割と距離がありますから…やっぱり北海道のことを知らないのと札幌函館がセットになって宣伝されることが多いというのが原因なんじゃないかなと思います。
観光パンフレットなどには 「札幌 小樽 函館」と大きく書かれていることが多くその結果「さいたま 東京 横浜」「京都 大阪 神戸」並に近いと錯覚してしまうのでしょう。
「京都 大阪 神戸」って札幌都市圏でたとえると「岩見沢 札幌 小樽」 みたいな感じでしょうか。それでも岩見沢~札幌は京都~大阪よりちょっと遠い気がしますが…
実際にツアーで行くと、朝函館を出発して、大沼公園を見て、洞爺湖を見て、中山峠を越えて札幌に着くのは夕方から夜らしいです。バスで中山峠を越えるって酔いそうで嫌ですね。実際、どれくらい距離があるのでしょうか。
地図で見ると、オール一般道でも250km弱あることがわかります。
高速を使うと遠回りなので300km超えます。
300kmというのは…
東京を基準にすると
東北道を使うと宮城県の仙台よりは手前くらい、関越だと新潟に着いてしまう距離です。中央道だと恵那山トンネルを抜けて中津川くらい、東名・新東名であれば豊田市のあたりです。大阪を基準にすると
広島を超えてしまいます。四国へ向かった場合は松山まで行けます。その他
福岡から鹿児島までが300kmくらいです。札幌を基準にしても、北見までが300km程度、釧路まで320~330kmくらいですね。
稚内へも海沿いの国道231号、232号を使うと320kmくらいです。
こうして他と比較すると非常に遠いと感じることができます。
(ちなみに私は函館エリアへは夜行列車で通過したことしかありませんが、その時には22時出発で函館翌日4時通過でした。在来線でも6時間かかっていることがわかります。)
所要時間の差は実際どれくらいなのか?
具体的な区間を挙げてみましたが、実際下道で250kmと高速で300kmの差いうのはどういうもんなんでしょうか。北海道の場合では1時間あたり40~50kmで移動することが可能です。札幌市内は時間がかかるとして、それ以外はまあまあ快適に走行できます。時速40kmとして、下道250kmは6時間ちょっとですね。高速道路だと1時間あたり80kmとして4時間弱です。
2時間程度の所要時間差が発生することが考えられます。
個人的に、こんな記事を読もうとしている方には素直に高速経由をお勧めします。下道を経由する場合、その場所その場所で観光することをお勧めします。下道の場合だと、洞爺湖、羊蹄山、中山峠、定山渓というポイントを通ります。
実際北海道に行って計測するのが一番早いんですが、私は四国在住なものなので、実際北海道に行って計測するのは難しいです。やりたいとは思っていますので、気長にお待ちください。
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