山陽道・神戸JCT~東北道・郡山JCT 舞鶴若狭道・北陸道・磐越道経由(日本海沿い) と 名神・新名神・伊勢湾岸・東名・新東名・圏央道経由(太平洋沿い) どちらを使ったほうが良いか https://rcp193.blogspot.jp/2014/07/jctjct_19.html
この記事は2014年のものなので2018年の今、もうちょっと進化させてみます。
まずは
神戸JCT~郡山JCT
の距離比較です。
距離を公式サイトで比較
こういうのは公式サイトで調べたらわかりやすいし再現性も高いです。なおこちらは2018年4月に調べたものです。
http://search.w-nexco.co.jp/route.php
※神戸北IC~本宮ICで比較
765.9km 太平洋側
山陽~新名神~名神~新名神~東名阪~伊勢湾岸~新東名~東名~圏央~東北
神戸・高槻・草津・亀山・四日市・豊田・御殿場・海老名・久喜白岡
745.0km 日本海側
山陽~舞鶴若狭~北陸~磐越~東北
神戸・吉川・敦賀・長岡・新潟中央・郡山
距離は日本海側ルートが短いです。
所要時間比較
8時間13分(公称) 太平洋側9時間00分(公称) 日本海側
という結果が出ました。この結果に「えっ?」と思う人は多いのではないでしょうか。
公式サイトで太平洋側有利な理由
日本海側は対面通行区間が多い
108.3km 舞鶴若狭道 70km/h
095.2km 磐越道 70km/h
1時間で70kmしか移動できません。
太平洋側は110km/h制限もある、しかし…
太平洋側ルートを走ったことがある人なら、一部区間を100km/hで走行し続けることができないことはわかっているでしょう。はっきり言います。太平洋側ルートで制限速度巡航は無理です。
豊田東JCTから御殿場JCTまで200kmを2時間で移動できるって書かれてますが、これは無理ですよ。90km/h移動しているトラックが沢山いますから。
所要時間比較で独自の補正をかけてみる
あくまで数学的な公式があるわけではありませんが…太平洋側ルートの場合、平均95km/hで移動するものと考えてみます。
この場合、8時間3分で移動できます。(休憩時間を除く)
日本海側ルートの場合、平均100km/hで移動するものと考えてみます。
この場合、7時間27分で移動できます。(休憩時間を除く)
2つを比較してみると、日本海側ルートのほうが速くつくという結果になりました。
走行しやすさ比較
太平洋ルートは渋滞多発
特に交通量が多くて問題な区間は以下の通りです。東名阪道(2019年3月まで)
新東名・豊田東JCT~浜松いなさJCT
東名・御殿場~海老名JCT(2021年3月まで)
新東名・御殿場~海老名南JCT(2021年4月~)
圏央道・全線
東北道・宇都宮~西那須野塩原
これらの区間は渋滞こそ多いですが、混雑する期間を外せば走りやすいです。
ただし東名阪道(2019年3月まで)と東名愛知県区間と圏央道を除く。
新東名愛知区間と圏央道は交通量多すぎて快適に走るのは難しいですね。
日本海ルートは快適だが…
磐越道の長大対面通行が地味に面倒くさいです。舞鶴若狭道も対面通行が長いです。
欠点といえばこれくらいでしょうか?他は快適です。
季節変動
日本海側は雪が降ることを前提にしています。東北行くならスタッドレスは必須ですが、福島浜通り経由であれば日本海側の北近畿地方よりも楽な条件であることが多いです。つまり、太平洋側は全ルートで雪の影響を受けずに移動することも可能です。
ここまでの情報で考えてみると…
冬を除いて日本海側ルートが安定しておすすめです。冬の時期のうち、12月~3月までは大雪が降る可能性があります。特に1月・2月はかなり厳しい気候のことがありますのでその場合は太平洋側を通行してください。大阪・京都からだとどうか?
684.5km 7時間26分 太平洋側
682.6km 7時間49分 日本海側
となります(瀬田東IC~本宮ICの場合)。この場合も公称は太平洋側のほうが早くつきますが、上記の事情を考えて日本海側有利であることに変わりはありません。
むしろ、神戸JCTを起点とした場合と違って舞鶴若狭道を通らないため、より有利になります。料金はどちらを経由しても変わりません。
京都、大阪からだと草津JCTが分岐点ですので、瀬田東ICを起点としています。
神戸、徳島、岡山からの場合は最初長々と説明したほうを参考にしてください。
奈良からは…名古屋~東北編の更新をお待ち下さい。
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