私はFDR-AX100という世界初の本格4Kハンディカム(2014年3月発売)を2014年に20万円くらいで購入して2年以上愛用しています。
ところが、2015年にも2016年にもモデルチェンジされずそのまま販売され続けました。最近になってやっとこのモデルが在庫品処分とかされてきてるので、2017年こそは改良型が出るのではと考えています。今回は、ユーザーの私から見た、後継機種に望む機能などを書き連ねます。
FDR-AX100の製品ページ
http://www.sony.jp/handycam/products/FDR-AX100/
不満はほとんどないので現状維持をお願いしたい
この画質で動画が撮れるんだから言うことなしです
ビデオカメラの外観について、センサーサイズ、レンズの大きさ、すべて現状維持かちょっと拡大程度で構いません。いじらないでください。これが一番望む機能です。使ってる人ほどわかるかもしれません。
繰り返しますが、基本的には、外観をほとんど弄らずに基本性能(皆が地味に不満に思っている部分)を少し改良してくれればそれでいいのです。それが一番求められているものだと思います。でかくして空間光学手ぶれ補正つけてもらう必要はないですし、逆に過度の軽量化も要りません。
14万円くらいで売っている下位機種というのは、空間光学手ぶれ補正と軽量化は実現されていますがセンサーは小さいしレンズも小さいです。やっぱりそれでは買う気にならないわけですよね。
(空間光学手ぶれ補正をこのサイズで実現したら、余裕で1kg超えて持ち運びがかなり辛くなる)
何せ、このサイズがいいんです。ほとんど不満がないものですから。最高です。
が、これでは記事にならんので、いろいろ書きます。
※
ちなみに、私の使い方はかなり特殊ですので、参考にならない部分が多いでしょう。
USB3.1 Type-CでのHDDとの接続を可能にしてほしい
AX100で困ったことと言えば、4K動画のHDDへの保存でした。ビデオカメラ本体とHDDを繋げてデータを転送することはできます。しかし、microUSB(USB規格は2.0)ケーブルを使ってのデータ転送になるから遅すぎる。理論値でも60MB/sが最大です。512GBいっぱいに書き込まれたデータをHDDに移すのに一晩じゃ足りません。おかげさまでパソコンを持ち運ぶようになりました。
(2014年3月当時には、SDXCカードの最大容量が128GBでした。この2年で512GBのSDXCカードが安く出てくることを想定していなかったかもしれません。実は、2014年3月に出てきた当初はHDDにデータを転送する機能自体存在しませんでした。)
できれば、本体から外付けHDDに速くデータを移したいんです。
ここ最近「USB Type-C」という新規格がUSB3.1の登場と共に登場しました。これを使えば、USB3.1規格でありながら、省スペースの端子でデータが転送できます。1.2GB/sでの転送が可能です。すごい。
今まで、高速で転送できるmicroUSBといえば、かなり横幅が広いUSB3.0規格のmicroUSBでしたが、Type-Cであれば、省スペースでいけそうな気がします。5V・3A供給ができるため、給電用規格としても使えるかもしれません。
私が今一番欲しい機能ですが、実現してくれるでしょうか。USB2.0でデータを移すことの面倒くささは利用者の多くが感じていると思います。
ちなみに、AX55とかの既存の4Kハンディカム全利用者も(2016年モデルも)この仕様ですから、不便だと感じているでしょう。
(仮に実現した場合、USB3.1 Type-C - microUSB 3.0のケーブルを購入することで既存のポータブルHDDを接続することが可能になると考えられます)
コンニャク現象の緩和
AX100にある欠点の一つですね。ローリングシャッター現象、通称コンニャク現象が起こるんです。新製品になることでしょうから、ぜひ緩和してほしいところです。
あとオートフォーカスと手ぶれ補正のソフトウェア部分を少し改良してくれれば…。結局この辺は「小改良してほしい」的なものが多いです。
30秒すぎから、当該現象の確認ができます
H.265は採用しないでほしい
4K動画を保存するコンテナが現在はH.264です。H.265になると、データ容量が少なくなる半面、エンコードに必要な時間が10倍になります。困る。
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