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ちなみに現行型はタイで生産されているモデルですが、安っぽすぎてターゲットである東南アジアの人たちにも嫌がられています。途上国でも先進国でも人の思いは一緒です。「安っぽいのは嫌」
そんな反省を生かしたのか、新型マーチは大幅にスタイルを変えてきましたが、欧州向けにも代えてきました。そこでボディサイズを見てみると… 全幅1740mm
ということになっています。コンパクトカーですが、この幅だと 3ナンバー です。日本人はみんなびっくりしてると思います。
3ナンバーのコンパクトカーは今でも結構あります。
これは1750mmのルーテシア。ルノーです。2014年に借りて東京大阪往復しました。
ちなみに、競合のミラージュ、パッソ、イグニスなどは5ナンバーであることはもちろんですが、幅も一般的なコンパクトカーよりも抑えられています。現行マーチは1665mmだったと思います。
新型マーチはこれらの車と比べて1クラスアップする形となります。ヴィッツ、アクア、ノート、デミオ、フィット、スイフト、などと同クラスの車となるわけです。
あれ、日産にはすでにノートあるから丸被りじゃないかと思われる人もいるかもしれません。実際丸被りです。ノートの場合は全長が新型マーチと比べて10cm長いですが。
ここで私が考えることはまず1つ、「日本でマーチが販売されるのか？」です。
以前売られていたティーダは売られなくなりました。果たしてマーチも同じ道をたどるのでしょうか。
1年後には明らかになるでしょう。正直な話、3ナンバーのマーチのほうが現行型よりも魅力的ではある。
もうひとつ考えられることがあります。
「もしかして、ノートを終売にしてマーチに一本化するの？」です。
ただ、「3ナンバーのコンパクトカー」が日本に受け入れられるかどうか。現在でも車庫の関係で5ナンバーしか停められないという人は多いですから。4cmとはいえ、幅が広がるのを嫌がる人は多いはずです。
しかも、ノートはハイブリッドモデルの投入が予定されています。おそらくそのまま売られ続けるでしょう。2012年モデルチェンジの車ですから、あと2年くらいは売りたいですよね。
「マーチはマーチで出すだろう、それとは別にノートはノートで日本専売車として売っていくのかな」と私は思います。ただ、日産は専売車を出したがらない傾向にありますので、そのうちノートは消えるのかもしれません。
K14マーチの価格予想
この価格で出たら怒る人多いだろうなあ…150万円は確実に上回るでしょう。
本体価格170万円。現行ノートもDIG-Sのグレードはこんなもんなので、マーチも同じくらいになるでしょう。
Aセグメントはどうすんの
マーチはパッソやミラージュと同じセグメントの車です。でした。
マーチがBセグメントの車になるのに伴い、Aセグメントの穴が空くことになります。
DATSUN GOという車もありますが、あれを先進国に投入してもK13マーチの二の舞です。それどころかもっとひどい結末になる。
おそらく、三菱の軽自動車をベースにしたものを作るのかもしれません。これはただの予想ですのでどうなるかはわかりませんが。もしくはルノーのトゥインゴをベースにしたものかもしれません。
ルノー トゥインゴのホームページ
http://www.renault.jp/car_lineup/twingo/
トゥインゴは三菱のアイみたいな車というか、成り立ちはほとんど一緒（スマート用に作られたRR）です。専用設計みたいな車なので、スマートやルノー以外のブランドでも流用して量産したいと考え
いてもおかしくはありません。
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