ラブライバーな庶民が淡島ホテル（ラブライブサンシャイン聖地）に宿泊したときの話

（この記事にはネタバレがあるので、充分ご注意ください）

ラブライバーのうちサンシャインに嵌って聖地巡礼したいと考えている人がとりたい行動が2つあります。

ひとつは「千歌ちゃん家の旅館に泊まる！」

そしてもうひとつは「マリーの家のホテルに泊まる！」
（むっちゃ高いけど）

千歌ちゃん家の旅館、マリー家のホテル、どちらも実際宿泊しないと見られないスポットがあります。

（一人旅のため）千歌ちゃんの旅館への宿泊を断念した私は、2016年10月某日の深夜、あるサイトを開いたのでした。

http://www.awashima.com/yoyaku.html

た、高いなあ…でもどうしようこの辺1人で宿泊できる宿が少ないのも確かだし…。









ええい、こうなったら！と勢いで予約しました。

• 最初にお金の話です。

重要ですからね。

最安のスタンダードスイート、料金は32,076円です。（平日）
小原鞠莉の部屋に当たる可能性のある駿河スイートは171,072円です。（平日）

静岡や首都圏の人が泊まるならともかく、私の住んでいる場所はママライブ最強とも噂される梨子ママの中の人の故郷です（もしかしたら甲子園で雨に打たれた兼任ライバーもここ見てるかもなあ）。そこからわざわざ沼津へ聖地巡礼しにいくわけだから、それだけでも金結構使うのに、淡島ホテル泊まるとなるとなあ…宿泊料金高いだろうなあ…と考えていました。しかし、32,076円を見て「あれ、こんなもんか」と思ってしまうことになります。（朝食食べると+4,176円だから4万円弱にはなるんですが）

そのうえ、あわしまマリンパークはタダになるから、朝食込みで実質3.4万円か、これなら手が出なくもない。最悪の場合は支払いを分割にすればいい。と考えて勢いで予約してしまうのでした。

ところで、このホテルは孤島なので島の中での食事場所がホテルのレストランしかありません。特に夜。ということで予約時は選ばなかったのですが、電話して夕食の予約もすることに。17,000円くらい追加です。
（実のところ、ディナーは金額以外にもドレスコードがあったりして「とりあえず服を探さないと！あと靴とバッグ！」と予約直後から大焦りしてました。バッグ以外は家にあったのでどうにかなりましたが）


ということで、32,000円は宿泊代のみで、他にいろいろ足していくとｌどんなにあがいても53,000円くらいを支払うことになります。5諭吉まあギリギリ許容範囲かなと個人的には思うのですが、どうでしょうか。




駿河スイートは…無理です。うちで使用中の4Kハンディカムとほぼ同額をホテル1泊に費やすのはとてもじゃないけど…。


2人以上で泊まれば割安になるかも

2人以上だと1泊の料金は割安になるかもしれません。そこの紳士なラブライバーの方、男性を誘って2人で高級ホテルに宿泊してみては。

• 3年生推しが絶対見ておきたい場所がある

※
誰推し？わたくしはダイヤ推しです。


淡島ホテルに宿泊しないと見られない、アニメ登場シーンがあります。金持ちライバーじゃないと聖地巡礼コンプできないと言われるのもそのためです。

特に3年推しが絶対見ておきたい噴水もホテル敷地内にあります。

（マリーの部屋に行くには宿泊すると20万円以上になるあの部屋に宿泊するのが前提となるはずです。あの部屋の隣に泊まったブルジョワライバーは行けたらしい。）

• 10月21日当日…

船でホテルへ向かいます。ちなみにラブライブサンシャイン仕様

ホテルの部屋（スタンダードスイート）

すごい景色ですね。漁船が見えますが案外丸見えだったりするのかもしれません。
部屋は2人が泊まるのに十分な広さです。泊まったのは一人だけど。

• ホテル内に展示されている美術品がすごい

美術品は疎いのでよくわかりませんが、たぶんちょっとした美術館行くくらいは展示してあるはずです。値段が書かれてるので美術品にうとい人でも安心。

• 当日のディナー

4種類から選べますが、うち1種類は私の宿泊した日は何もありませんでした。

メインダイニングとなるアイランドにはドレスコードがあります。男性はジャケット着用で。女性は露出の少なめなキレイめな恰好でどうぞ。（女性のほうがゆるいとは思う）

当日の夕食で出てきた料理の一例

駿河湾というだけあって、クロムツが。
また、メインディッシュでは鹿肉ジビエを使ったステーキも出てきます。（鹿肉は地元愛媛の松野町では見かけるのですが、それ以外では、はじめて見たと思う）
かと思えば10月旬である里芋やサツマイモをうまく料理してあったり、素晴らしい料理が出てきます。全国から良い食材を集めて作るというより、地元でとれた食材をメインにうまく料理している印象です。またトリュフなどの高級食材も多く使っています。
四国の食材では高知県四万十地区の栗を使ったデザートも出てきましたが、こちらも絶品でした。
間違いなくおすすめのお店と言えるでしょう。大体17,000円くらいです。



弁当も選べるらしいよ
「おら田舎者だからホテルのディナーなんて似合わないずら」と考えている人はお弁当を頼むのがいいかもしれません。ちなみに4000円くらいです。

外で食べてきても構わないと思います。内浦や沼津市内にはたくさんのいい店がありますからね。

• 朝食は食べなかった

朝起きたら9時でした。そのまま時間もちょっとおしてそうだったのでチェックアウト。

• 聖地巡礼

左から

幼少時果南視点

この場所はホテルに泊まらないと立ち入れません。宿泊者のみの特権です。みなさんもぜひ行ってみてください。ちなみに私が撮影したものには、アニメの構図どおりになっていない部分が多いので（織り込み済み）、もう1回宿泊してみたいですね。（もともと聖地巡礼は大好きなのですが、構図の写真をそのまま撮ることは重視しておらず、それよりは場所そのものに立ち入ってみたい派なんです）

• 最後に

素晴らしい体験ができました。お金がかかるとは思いますが、どうしても行ってみたいと思っている3年生の推しは行ってみてもいいかもしれません。予算はディナーなしで3.7万円、ありで5.4万円くらいです。3年推しじゃなくても大丈夫です。AZELEA推しの人はどうなんだろう…花丸ごっこできますが、思い出になるのだろうか。

高いですが、0.1%未満のレアを当てるための1回300円くらいのくじを引く、3つ違う店舗でブルーレイボックスを3セット集めて音源を揃える、みたいなものよりも安価でよい体験ができるかもしれません。年商3000万の規模がなくても泊まれます。


（当たり前だけど）このホテルに宿泊したラブライバーは少数のようで、情報がインターネット上にほとんどありませんでした。もしこれから宿泊を検討している方（特に金銭的に厳しいかもなあと思っている人）にとって良い情報になるように記事を作りました。


（淡島ホテル以外の巡礼記事も制作予定）

→つくりました
ラブライブサンシャインの聖地巡礼、観光記録（沼津、内浦、伊豆長岡など）
http://rcp193.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html