熊本地震発生の4月15日~5月末ごろまでにこのブログ記事を作り、追記したものです。
2016年10月現在はほぼ通行止めはなくなりましたが、まだ熊本~阿蘇・南阿蘇の行き来は通常通りになっていません。
実際に走行した際の記事を作成しましたので、そちらをご覧いただけるとありがたいです。
熊本地震後に使われている迂回路を実走し動画をアップしました ルート解説
http://rcp193.blogspot.jp/2016/09/blog-post_30.html
熊本地震の被害に遭われた全ての方にお見舞い申し上げます。
2016年4月15日午後8時現在もかなり渋滞が酷いです。
特に熊本市周辺に交通が集中している影響で、鹿児島~福岡・熊本~大分といった行き来が非常にしにくい状態です。
そして熊本周辺を迂回するまともな道はありませんし、あったとしても被害が甚大な益城町を経由するルートとなります。
5月26日追記
この情報は地震発生から数週間の間の状況を伝えてきましたが、5月末現在では通行止め箇所等が地元自治体のホームページや地図サイトから容易に調べられるようになっているので、そちらを参照したほうが良いでしょう。この記事は地震発生当時の通行止めがどのように解除されていったかの資料としてご活用ください。
4月29日追記
九州道が復旧しましたが、一部で片側1車線規制があるようで(たぶん木山川の橋のところで規制がかかってるのだと思われます)(木山川の橋を境にして北側もしくは南側から何キロかを対面通行にして無理矢理通行可能にしているようです)そこを先頭に渋滞が発生しています。おそらく片側1車線規制ということで通過時間がかなりかかります。通行止め前と同じ所要時間だと考えて通行してください。
片側2車線が1車線になる部分の渋滞は距離が短くても所要時間はかなり長くなります。
時と場所が違いますが、片側2車線が1車線になる場所で発生している渋滞の動画です。
数キロ進むのに1時間程度かかっているのがわかるかと思います。
(追記 4月16日1時24分ごろに発生したM7.1の地震の影響で、山間部は道路が通行不能になっている可能性がかなり高いです。特に今回推奨ルートとしている国道218号・265号・やまなみハイウェイ等は安全が確保されていると判明するまで通行しないでください。また、大分道や国道212号、菊池阿蘇スカイライン、国道387号、国道443号、国道442号、国道445号も通行不能になっている可能性があります。 この情報を書いたのはM7.1(のちにM7.3に修正し荒れる)の大地震が発生した直後、4月16日午前2時ごろです)
impressが配信した記事も参考にしてください。
ホンダ、「インターナビ」による道路通行実績情報をGoogleマップ、Yahoo!地図で一般公開
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160415_753401.html
今回、急いで調べてみました。土地勘はあまりありませんが(熊本は3回しか行ったことがない)参考にしてください。
(以下は九州道が通行止めになっている当時の状況です。現在は状況が違っていますので常に最新の情報をご確認ください。)
鹿児島~北九州
宮崎・大分経由に切り替え
これは誰でも思いつく簡単な迂回方法です。
ただ熊本~福岡をこの迂回は現実的ではないですね。
大分・延岡~熊本方面
国道218号(高千穂・矢部経由)
(注意!これは4月14日地震発生時の情報をもとにしたものです。現在国道265号(高森~阿蘇)やまなみハイウェイ等が通行できなくなっていますのでご注意ください。阿蘇市から大分道へは複数の道路を使って移動できるようです)
今回の迂回でキーとなるのは、国道218号・国道265号です。
熊本市内の迂回は通常時でもマシな道路があんまりないところですから(それでも数年前にバイパスが開通してかなりマシになった)、今回のように高速が通行止めだととんでもないことになります。
今回の災害時には通行実績はあまりありませんが、使える道だとは思われます。
(と書いたのが4月15日、4月18日現在はやまなみハイウェイは使えません。国道212号と国道387号を組み合わせることで大分道まで抜けることができます。)
国道265号って大丈夫なの?
2008年撮影 阿蘇山の東側を行きます。結構きつい道ですが、すれ違いは楽にできます。
国道218号より北側は道幅はまったく問題ありません。大丈夫です。
国道218号より南側は酷道ですが…
道幅的には問題ありませんが、阿蘇山付近は大雨に弱い道路なので、大雨が予測される場合には通行を控えたほうがいいかもしれません。ただ、国道325~国道57号間は阿蘇山沿いをぐるっと迂回することで簡単に行き来ができます。
(と書いたのが4月15日、まさか阿蘇大橋ごと持っていかれるとは思っていなかった)
熊本平野付近でも迂回できる道はあるのではないかと私は実は考えていますが、広域迂回をするのが今回は一番良いような気がしますね。余震が多いですし、震源がかなり浅いのでいつ大きな余震が起きて巻き込まれるかわかりません。
(と書いたのが4月15日、4月16日以降も奇跡的に阿蘇東側の国道265号が生き残って重要なライフラインとなっています)
福岡方面から熊本市内を通る場合のう回路
国道3号は極力使わない
南関から国道443号・国道325号を使って大津町へ。
ここから熊本市内や益城を目指すのが良いのではないかと思われます。
熊本市内へ向かう場合は国道57号でも熊本空港から市街地へ向かう県道でもどちらでも良いのではないでしょうか。もしくは菊池から国道387号か。
交通状況を見る限りでは、国道3号の渋滞、あと海沿いの道の渋滞が酷いとなっています。
国道3号は植木ICから南側が片側1車線な場所が残っているので普段から渋滞が酷いのですが、高速通行止めでさらにひどくなっています。通らないのがよいです。
しかし難しいですよね、熊本の場合は九州自動車道が使える通常時でも植木IC~熊本市内の道路は混雑気味ですからね。(国道3号は片側1車線しかない大窪2丁目交差点から北側の流れが悪く、それが山鹿市内まで続く) 熊本市民も感じていることだと思うので私も言いますが、熊本の道路はあんまり良くない。数年前なら「クソ」と表現するレベルでした。何せ市内に用のない(有料道路を嫌がる)車が通るバイパス道路が数年前までなかったですからね。
おそらくこの記事を読んでいる大部分の方は経験したと思いますが、植木IC出口での渋滞が凄い混雑だったでしょう。高速道路が部分通行止めの場合、高速出口での混雑が激しいです。1時間に数キロも動かない場合があります。私は普段から事故通行止めが発生した場合、1つ手前もしくは2つ手前のICで下りることをお勧めしています。植木ICは一般道側も立体なのですが、その先の国道3号では信号が多く詰まり気味となります。
通行止め解除までまだ時間がかかります。事故に気を付けて安全運転でお願いします。
(4月27日追記 島原~熊本港のフェリーが再開されたようです。渋滞を避けるという意味ではねらい目かもしれません。ただし福岡方面から熊本へ行く場合は所要時間がかえって長くなる可能性も高いので、佐世保・長崎方面からの車が使うのが良いのではないかと思われます。)
熊本地震の被害に遭われた全ての方にお見舞い申し上げます。
2016年4月15日午後8時現在もかなり渋滞が酷いです。
特に熊本市周辺に交通が集中している影響で、鹿児島~福岡・熊本~大分といった行き来が非常にしにくい状態です。
そして熊本周辺を迂回するまともな道はありませんし、あったとしても被害が甚大な益城町を経由するルートとなります。
5月26日追記
この情報は地震発生から数週間の間の状況を伝えてきましたが、5月末現在では通行止め箇所等が地元自治体のホームページや地図サイトから容易に調べられるようになっているので、そちらを参照したほうが良いでしょう。この記事は地震発生当時の通行止めがどのように解除されていったかの資料としてご活用ください。
4月29日追記
九州道が復旧しましたが、一部で片側1車線規制があるようで
片側2車線が1車線になる部分の渋滞は距離が短くても所要時間はかなり長くなります。
時と場所が違いますが、片側2車線が1車線になる場所で発生している渋滞の動画です。
数キロ進むのに1時間程度かかっているのがわかるかと思います。
(追記 4月16日1時24分ごろに発生したM7.1の地震の影響で、山間部は道路が通行不能になっている可能性がかなり高いです。特に今回推奨ルートとしている国道218号・265号・やまなみハイウェイ等は安全が確保されていると判明するまで通行しないでください。また、大分道や国道212号、菊池阿蘇スカイライン、国道387号、国道443号、国道442号、国道445号も通行不能になっている可能性があります。 この情報を書いたのはM7.1(のちにM7.3に修正し荒れる)の大地震が発生した直後、4月16日午前2時ごろです)
4月19日に作成した画像
阿蘇市や南阿蘇へ行けるルート
(4月27日現在も、特に変化ないようですが、阿蘇~大津を結ぶ道路が大雨で通行止めになる場合がありますのでお気を付けください)
4月18日に作成した画像
阿蘇市、南阿蘇村へ行けるルート
impressが配信した記事も参考にしてください。
ホンダ、「インターナビ」による道路通行実績情報をGoogleマップ、Yahoo!地図で一般公開
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160415_753401.html
今回、急いで調べてみました。土地勘はあまりありませんが(熊本は3回しか行ったことがない)参考にしてください。
(以下は九州道が通行止めになっている当時の状況です。現在は状況が違っていますので常に最新の情報をご確認ください。)
鹿児島~北九州
宮崎・大分経由に切り替え
これは誰でも思いつく簡単な迂回方法です。
ただ熊本~福岡をこの迂回は現実的ではないですね。
(4月18日更新、東九州道・大分道が一部区間で通行止めになっています。4月24日に開通した東九州道をご利用ください)
大分・延岡~熊本方面
国道218号(高千穂・矢部経由)
(注意!これは4月14日地震発生時の情報をもとにしたものです。現在国道265号(高森~阿蘇)やまなみハイウェイ等が通行できなくなっていますのでご注意ください。阿蘇市から大分道へは複数の道路を使って移動できるようです)
今回の迂回でキーとなるのは、国道218号・国道265号です。
熊本市内の迂回は通常時でもマシな道路があんまりないところですから(それでも数年前にバイパスが開通してかなりマシになった)、今回のように高速が通行止めだととんでもないことになります。
今回の災害時には通行実績はあまりありませんが、使える道だとは思われます。
(と書いたのが4月15日、4月18日現在はやまなみハイウェイは使えません。国道212号と国道387号を組み合わせることで大分道まで抜けることができます。)
国道265号って大丈夫なの?
2008年撮影 阿蘇山の東側を行きます。結構きつい道ですが、すれ違いは楽にできます。
国道218号より北側は道幅はまったく問題ありません。大丈夫です。
国道218号より南側は酷道ですが…
道幅的には問題ありませんが、阿蘇山付近は大雨に弱い道路なので、大雨が予測される場合には通行を控えたほうがいいかもしれません。ただ、国道325~国道57号間は阿蘇山沿いをぐるっと迂回することで簡単に行き来ができます。
(と書いたのが4月15日、まさか阿蘇大橋ごと持っていかれるとは思っていなかった)
熊本平野付近でも迂回できる道はあるのではないかと私は実は考えていますが、広域迂回をするのが今回は一番良いような気がしますね。余震が多いですし、震源がかなり浅いのでいつ大きな余震が起きて巻き込まれるかわかりません。
(と書いたのが4月15日、4月16日以降も奇跡的に阿蘇東側の国道265号が生き残って重要なライフラインとなっています)
福岡方面から熊本市内を通る場合のう回路
国道3号は極力使わない
撮影当時(2013年)はまだバイパス建設中だった ここから植木ICまで片側1車線・かなりの混雑
南関から国道443号・国道325号を使って大津町へ。
ここから熊本市内や益城を目指すのが良いのではないかと思われます。
熊本市内へ向かう場合は国道57号でも熊本空港から市街地へ向かう県道でもどちらでも良いのではないでしょうか。もしくは菊池から国道387号か。
交通状況を見る限りでは、国道3号の渋滞、あと海沿いの道の渋滞が酷いとなっています。
国道3号は植木ICから南側が片側1車線な場所が残っているので普段から渋滞が酷いのですが、高速通行止めでさらにひどくなっています。通らないのがよいです。
しかし難しいですよね、熊本の場合は九州自動車道が使える通常時でも植木IC~熊本市内の道路は混雑気味ですからね。(国道3号は片側1車線しかない大窪2丁目交差点から北側の流れが悪く、それが山鹿市内まで続く) 熊本市民も感じていることだと思うので私も言いますが、熊本の道路はあんまり良くない。数年前なら「クソ」と表現するレベルでした。何せ市内に用のない(有料道路を嫌がる)車が通るバイパス道路が数年前までなかったですからね。
おそらくこの記事を読んでいる大部分の方は経験したと思いますが、植木IC出口での渋滞が凄い混雑だったでしょう。高速道路が部分通行止めの場合、高速出口での混雑が激しいです。1時間に数キロも動かない場合があります。私は普段から事故通行止めが発生した場合、1つ手前もしくは2つ手前のICで下りることをお勧めしています。植木ICは一般道側も立体なのですが、その先の国道3号では信号が多く詰まり気味となります。
国道3号上り・植木IC
ここまで行くのが今は一苦労
これは事故渋滞の動画ですが、
似たような極めて流れの悪い渋滞が起きていると予想されます
通行止め解除までまだ時間がかかります。事故に気を付けて安全運転でお願いします。
(4月27日追記 島原~熊本港のフェリーが再開されたようです。渋滞を避けるという意味ではねらい目かもしれません。ただし福岡方面から熊本へ行く場合は所要時間がかえって長くなる可能性も高いので、佐世保・長崎方面からの車が使うのが良いのではないかと思われます。)
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