三菱自動車がタイ産コンパクトカー「ミラージュ」を発売したのは2012年8月のこと。
当時は99.6万円からという戦略的な価格でした。
しかし2015年12月に改良後の価格を見てびっくり!
「えっ、こんなに高いの?」と驚きの138万円からとなってしまっていました。
元々この車、東南アジア向けのコンパクトカーです。それを日本に持ってくる時点でネガティブ要素が大きいのですが、本体価格が大幅上昇。これでは売れるわけもないだろうと思ってしまいました。
マツダのデミオが135万円からだからそちらを選んだ方がよっぽどお得ですね。
三菱ミラージュ、コンパクトカーとしてはコルトの後継として登場しました。厳密に言うと違うけど。はっきり言うとコルトのほうが評判が良い上に値段も安いです。私は中古でコンパクトカーを買う場合であればまずこれを狙ったほうがいいとも思っています。
一方のミラージュ、乗ったことはないのでノーコメントですが、長所を見つけるのが得意な人が些細な点ばっかり褒めているのを見て「あっ」と思ってしまっています。たぶん日産のアレよりはマシだと思うのですが。
そこへ来てあの大幅な価格上昇を見ると「うーん」と考え込んでしまう。日本で売る気がないとしか思えない。
ちなみに価格が大幅上昇した一番大きな理由は「排気量を大きくした」「横滑り防止装置&自動ブレーキを標準化」したことです。安いけどショボいから売れないので、高くして中身を向上させたと考えられます。
ただし売れないのには変わりないはずなので無駄な抵抗とも思えます。そのままテコ入れもせずに販売を打ち切るよりはマシですが、まあこの車買う人は皆無でしょうから…日産のアレよりはマシだと思うのですが。
個人的にはコルトを復活させてほしいですね。たぶん無理だろうけど…
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