2015年5月5日火曜日

しまなみ海道(西瀬戸自動車道) 尾道方面・向島~因島~生口島で渋滞が多発する理由とは?

2015年のゴールデンウィークも、見事に大渋滞を引き起こしていたのがしまなみ海道です。
普段の交通量は多くはないのですが(広島県側は結構多いんですが)
線形の悪さとアップダウンの激しさが渋滞を引き起こしやすくしています。



因島での渋滞はこのようにして起こります。 

因島に入るとアップダウンの激しさと因島北ICでの合流付近が登り坂であること原因で、
特に合流車がいるとかなりスピードが落ちてしまいます。
大浜PAでいったん片側2車線になって速度が回復するのですが、
片側2車線から1車線に戻る場面で再び渋滞が悪化します。
そしてここを先頭とした渋滞は酷いときは愛媛県まで伸びます。






R320のカーブはかなり迫力があります。片側2車線で100km/h以上でぶっとばしてる車は
ここであまりのカーブのきつさに急減速することとなります。

普段だと交通量が少ないので渋滞は発生しないのですが、GW時期などでは交通量が多く、
渋滞がひどくなりやすいのですね。
(もっとも、普段でもこのポイントでひやっとすることはあります)

カーブを過ぎても登り坂→下り坂→登り坂→本線料金所と続くため、渋滞が解消されません。
本線料金所を過ぎてようやく解消されるといったところです。


動画で見たい方は、こちらの等速動画をご覧ください 4Kです。
33分20秒頃から生口島橋、35分40秒頃から因島北合流、38分15秒頃からR320の大カーブです。



今回紹介した渋滞個所は、登り坂で速度回復しないのが原因です。
登り坂でちゃんと踏み込んで速度回復できるドライバーがどれだけいるかで渋滞長が変わります。
ご協力をお願いします。

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