2014年12月10日水曜日

名古屋~徳島  名阪国道・京奈和道・南海フェリールートは、新名神・神戸淡路鳴門道ルートよりも安くなるか?

京都・奈良・和歌山を結ぶ京奈和自動車道のうち、
西名阪より南側の区間が2016年度に(一般道活用の4キロ程度を除いて)全線開通します。
しかもすべて無料です。無料です。

和歌山の人にとっては非常に役に立つ道路となることは間違いありませんが、
南海フェリーを使った場合の自動車走行距離と支払総額はどうなるのでしょうか。

たとえば名古屋から徳島まで行く場合、現状では神戸まで新名神や中国道を使い、
そこから明石海峡大橋、淡路島、大鳴門橋を通って鳴門で降りるのが一般的です。

でももしかしたら、名阪国道や京奈和道を使ったルートのほうが安くなるかもしれません。
実際どうなんでしょうか。


















※2015年3月に、天理~大和郡山JCT(→郡山下ツ道JCTという名称になりました)
が開通、天理~京奈和分岐までの料金が260円と設定されました。
この画像では、410円であることを想定しています。
名古屋西~和歌山港までの料金は2,280円→2,130円となります。


調査した結果、高速代(とフェリー代)にほとんど差はないことがわかりました。
ただ、走行距離が80kmほど違ってきます。
(鳴門~徳島は10kmくらいあるので、実質90kmの差)
90km違うということは、燃料代や自動車消耗品代の出費がそれだけ抑えられるということです。
燃料代は燃費の良い車だと4.5L(700円くらい) 大型トラックだと40L(5,500円くらい)でしょうか?
コストを考えると、新しいルートのほうが若干有利と言えそうです。

あとそれから、7,600円、9,600円の南海フェリー運賃は定価です。
JAFに入っていれば、GW、盆暮れなどを除いて10%割引が受けられます。

くわしくは、南海フェリーのホームページへ


所要時間差は、渋滞していない場合だと当然従来ルートのほうが早いです。
京都大阪神戸あたりで激しい渋滞が予想されるときは、南海フェリールートのほうが時間が読めるかもしれません。
ただし、どちらのルートを使っても東名阪自動車道の渋滞は避けられません。


南海フェリーは2時間船に乗ります。揺れないときは揺れませんが、揺れるときは揺れます。
通行ルートが外洋なので瀬戸内海沿いの船とは揺れが違います。


個人的には、名古屋~亀山まで一般道(名四国道など)を利用など、高速道路代を払わないようにすることで、利用価値が出てくるかなと思います。
大阪近郊を走り回らないで済むメリットは大きいです。


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