2016年10月5日水曜日

地理オタクによる「君の名は」感想 「糸守は実際どこにあるんだ!?」 ネタバレ全開

ネタバレ注意!

見てきました。とりあえず感想とか書きます。



ネタバレ注意!

君の名はを見てきました。いろいろ思うところはありますが、最終的には傑作と言えるアニメ映画だったのではないでしょうか。


飛騨が舞台なので飛騨高山の写真を




ここからネタバレ全開注意!


私は事前情報を全く入れていなかった(そもそも誘われるまで見ようとも思わなかった)のですが、視聴中、序盤の時点で奇妙なことに気付きました。

「糸守ってどこだ?こんな場所は現実世界の飛騨には存在しない」


架空の地名だからとかいう意味ではありません。「地理的な意味でこんな場所は飛騨には存在しない」のです。

まず思い浮かべたのは高山市の南東部にある「高根地区」ですが、大きさは適正だけど、円形ではないしあれはダム湖です。あれをデフォルメしたのかなという気はしていましたが、それにしてはおかしい。

諏訪湖がモデルとなっていると言われていましたが、諏訪湖はあんなに小さくないと記憶しています。おそらくあれはモチーフとなった程度でしょう。

結局、彗星が落ちるシーンくらいからはストーリーが気になりつつも「あの湖、山、場所はどこなんだろう」と考えながら見ていました。


飛騨古川駅が出たけれど…

糸守を探しに3人が降り立った場所は飛騨市です。

いろいろと飛騨市で探していて、糸守を見つけていたわけですね。
しかし私はこれでもどこなのかよくわからなかった。

ラーメン屋はどこやねん

あの高山ラーメン屋がどこなのかがわかればなんとなくどこかわかるんだけどなあ…
だけどググったらラーメン屋の場所は不明だそうです。


そういや鉄道もあったよね

あれはたぶん高山本線だと思いますが、ロケ地は秋田内陸縦貫鉄道のようです。
じゃあまったく参考にならないな。


最終的には夜景のシーンから推測したが…

最後のほうのシーンで、糸守周辺の夜景が出てきました。やっとこれで場所が推測できる。
たぶん高山の南東と丹生川の南じゃないかと映画を見終えた直後は考えていたのですが、なんかどうも違うなあと思ってきました。しかし既に記憶が薄れていて名前が思い出せない。君のn…じゃなかった夜景がうまく思い出せない。あれはどこだ。
(もう1回見たら明らかにわかるのであと1回見に行くかもしれない)


候補1


飛騨市(飛騨古川)の東側、神岡の南側です。

夜景的に推測するとこの辺が一番あやしいかなと思います。
もしくは飛騨の北側神岡の西側かな。


候補2


こっちが第二の候補地です。飛騨市の西側、白川郷との間の山間部。
が、ここからだと不自然な点が多いのでたぶん違う。


候補3


私が飛行機から撮影した諏訪湖付近の夜景(南アルプスから諏訪湖方面を向いています)

なんか近い気もする。でも違うと思うなあ。



最終的に、「糸守はどこにある?」

正直、もう1回見ないと特定はできません。機会があればもう1回見てみます。
可能性として高いのは、飛騨古川の東側の山間部ではないかと思います。

(こんなしょうもない結論ですみません)


話の感想

最初に言った通り、傑作だったと思います。
「幸せな形で完結するのか」とハラハラしながら見ていましたが、、結果的に幸せな形で終わってよかったです。終わりよければすべてよしと言うべきなのでしょう。

TS設定が出てきたときは帰ろうかと思ったくらいでしたが、終わってみたら有効に使っていたと思います。






たぶんみんなが思ってること

ここまで聖地巡礼地考察してわかることがあります。「いろいろな場所から設定持ってきたせいで、糸守の設定が現実にはあり得ないような場所になっている」のです。

あんな場所があれば、現実には観光地になってるしおしゃれなカフェもあります。山中湖みたいなもんですよ。あの山だってあんだけ特徴的な地形なら登山客の多い山となっているはずです。(四葉ちゃんの口噛み酒を飲もうとする男性で盛況のはず)

隕石湖自体が世界的に見ても非常に珍しいものです。(というかあるのか?)
クレーターのまま放置されているような場所は多いんですが…
摩周湖、支笏湖、十和田湖、田沢湖、といった場所は火山湖だし、琵琶湖、諏訪湖は断層によってつくられた湖です。

秋田から持ってきた設定もありますよね。秋田の内陸部は飛騨と比べて非常になだらかです。それをそのまま飛騨に持ってくると映像的に不自然さが出てきます。高山本線の風景をそのまま使うか、四国や紀伊半島の山々から設定を持ってきたほうがよかったでしょう。

という風に、いろいろ突っ込みどころがあります。
誰かに酷評されている点があるとすれば、糸守という場所の設定でしょう。



だけど、(ここまで糸守がどこか調べてた人間がいうのもあれだけど)糸守の設定がおかしい?そんなのどうでもいいじゃないか。それくらいストーリーは丁寧に作られています。


正直なところ、現実の田舎町を丸ごと使ってしまうほうが良かったかもしれませんが…、それだと隕石云々が成り立たないのですよね。設定に突っ込みどころがあるが、突っ込みどころを正してしまうとストーリー自体が成り立たなくなるのです。

最初のTS設定自体現実離れしてるし、あれはあれでよかったんではないかと思います。現実世界っぽいけどファンタジーな世界の物語です。

40秒で支度しな!で有名な某アニメ映画も、現地を知っている人からするといろいろ設定が混ざり合ってて変に映るんだそうで、でも気にしなければあんな傑作アニメ映画もないですよね。それと一緒です。


終わりよければすべてよし

あれを「良い終わり方だったのか」と言われたら賛否あるかもしれませんが、可能性を感じられる終わり方ということで非常によかったのではないかと思います。
少なくとも投げっぱなしじゃなくてよかった。あれを投げっぱなしって言う人もいるかもしれませんが、私は投げっぱなしじゃなくてむしろあの記憶のないまま、新しくスタートできるということでよいとも思います。




ところで…

私は秒速5センチメートルは見たことないんですが、今回の感想を書くにあたり、あらゆる場所でネタバレを食らってしまいました。見てもいいんだけど、あの終わり方だと知った今ではみられるかどうか…


私は聖地巡礼するのかどうか

糸守が現実世界に存在していればしてるけど、ないからしないと思います。東京側の聖地には一切触れませんでしたが、東京側には特に思い入れはないんでやらないと思います。ラストの神社には行くかもしれませんけどね。
それとはまったく関係なく、飛騨地方には行くと思います。なんせ未開拓地ですので。
(私は全国各地の車載動画を投稿していますが、飛騨地方の車載動画は国道158号しかありません)

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