2015年10月24日土曜日

東京・名古屋から紀伊半島へ行く場合、阪和道・紀勢道 どちらを使えば良いかの境目の場所はどこにあるのか調べてみた

ここ数年、和歌山県や三重県の紀伊半島沿いの高速道路整備が怒涛の勢いで進みました。
特に2015年は南紀田辺~白浜~すさみ南、那智勝浦~太地町のちょっと西側の2区間が開通して
利便性がかなり向上しました。
(すさみ町あたりの海沿いの山道を通らなくて済むようになったのはかなり大きいです)

高速未開通区間の下道も走りやすいところが多いですし、
10年前と比べて比べ物にならないくらい利便性はよくなったと思います。




東京、名古屋方面から西へ進んでいった場合、
紀伊半島へのアクセス道路は2つあります。

1つは伊勢道・紀勢道を進んで南下するコース
もう1つは名阪国道を抜けて阪和道に出てから南下するコース

です。分岐点は名阪国道と東名阪が分かれる亀山ICです。


串本より西側は阪和道、東側は紀勢道、という思い込みが私はありますが、
実際はどこが分岐点なのでしょうか。
調べてみました。




距離で見ると、南紀白浜が中間地点となりました。
意外と北だな、と私は感じましたが、もっともこれは距離だけを見た場合です。

阪和道ルートは全線高速道路のため、(名阪国道が高速かどうかはこの際置いとくとして)
所要時間ベースだと南紀白浜より南側が境目になるでしょう。
おそらくはすさみ~すさみ南ICが分岐点となるかと思われます。
南紀白浜~すさみ南は距離にして25km、すさみ南を起点にすると両者の距離が50km差になります。

つまり串本が分岐点という認識は案外間違ってないということでもあります。


東海・関東在住の皆さんは紀伊半島に行く際参考にしてください。



(ちなみに国道42号の動画がYoutubeにありますが、2010年3月撮影、撮影機材がまだ古いころのものなので、画質的にはあまりよくありません)




計算式
(下道部分と高速道路の接続地点は推定のため、数キロ程度の誤差は生じていると考えています)


東名阪1.9
伊勢道46.1 48.0
尾鷲北55.3 103.3
(下道)
尾鷲南5.4 108.7
熊野大泊18.6 127.3
(下道)
新宮市 27.1 154.4
(下道)
那智勝浦道路 2.3 156.7
那智勝浦道路 15.2 171.9
(下道)
串本町 22.8 194.7
(下道)
すさみ南 24.0 218.7
すさみ 9.4 228.1
日置川 6.2 234.3
白浜 9.3 243.6
上富田 6.5 250.1
南紀田辺 7.9 258.0

名阪国道73.3
西名阪 27.2 100.5
南紀田辺128.9 229.4
上富田 7.9 237.3
白浜 6.5 243.8
日置川 9.3 253.1
すさみ 6.2 259.3
すさみ南 9.4 268.7



道路時刻表 国道42号
http://www.kkr.mlit.go.jp/road/time/r042a.html

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