2015年1月6日火曜日

2014年の交通事故発生件数は573465件 交通事故による負傷者数709989人  1985年以来の低水準

2014年 1年間の交通事故状況が発表されたようです。

それによると、
4113人   -260人   交通事故死者数
573465件  -55556件 交通事故件数
709989人  -71505人 負傷者数

と、極めて低い水準となっています。
特に死者数は昭和25年に4202人を記録して以来の低水準です。


1984年、1994年、2004年と比較してみます。

1984年   1994年   2004年   2014年
9262     10653    7425     4113  交通事故死者数(人)
552788   729461   952709    573465 交通事故発生件数(件)
644321   881723  1181681   709989  負傷者数(人)

44558835 66278836 77390246 80272571 自動車保有台数


自動車は右肩上がりに増えているにも関わらず、
2004年以降は交通事故、負傷者が、1994年以降は死者数が減っているのがわかります。

どうしてこのようなことが起きたかは、推測でしかありませんが、
皆が飛ばさなくなった、若者がスポーツカーに乗らなくなったことが大きいのかもしれません。
自動車そのものの衝突安全性能も向上しています。


一方で、軽自動車率は年々上昇しています。

14年新車販売は軽が初のシェア4割超え、3年連続でプラス
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KE0A820150105

軽自動車は衝突安全性能が低い、普通車のほうが衝突安全性能が高いはずなんですけど、
普通車が減れば減るほど事故件数も死傷者数も減るという不思議な事態になっています。


今年はどうなるのでしょうか。
しばらく経ってみないとわからないので様子見です。



ちなみにこの統計の数字に件数1件と負傷者数2人貢献しております。
(赤信号で停止中に追突された)


統計を詳しく見たい方は、警察庁の統計ホームページをご覧ください。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001128896

https://www.npa.go.jp/toukei/index.htm


自動車保有台数の推移
http://www.airia.or.jp/publish/statistics/ao1lkc00000000z4-att/03_1.pdf

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